アストン・ヴィラ|アウェイでブライトンに2-0で勝利(プレミアリーグ第27節)

アストン・ヴィラFC
チーム・協会

【©︎AstonVillaFC】

キャッシュとワトキンスのゴールでブライトンに2-0の快勝!

プレミアリーグ27節のブライトン戦。スティーヴン・ジェラード率いるアストン・ヴィラは、連敗を止めるべく、前節のメンバーからエミリアーノ・ブエンディアとカラム・チャンバーズに代えて、オリー・ワトキンスとエズリ・コンサを先発メンバーに起用した。

最初の16分で、キャッシュが今季2点目となるゴールを決め、ヴィラが完璧なスタートダッシュを切る。ボックスの外でボールを受け取ったキャッシュが、ワンタッチでボールをコントロールすると右足を一閃してシュートを放つ。抑えの効いた低めの弾道のシュートはポストを叩いてゴールに吸い込まれ、ヴィラが先制に成功した。

シュートを放つマティ・キャッシュ 【©︎AstonVillaFC】

このゴールで勢いに乗ったヴィラは、攻撃面で直近の2試合とは明らかに違うパフォーマンスを披露する。同じく連敗中のブライトンはアレクシス・マック・アリスターのシュートがクロスバーを直撃するなどしてヴィラのゴールを脅かす場面を作ったが、ゴールを許すまでには至らず。逆にヴィラもジェイコブ・ラムジーとジョン・マッギンがリードを2点に広げるチャンスを作るが、これは相手のディフェンスによって阻止された。前半は1点リードで折り返す。

しかしヴィラの展開した前半は、ここ最近の低調なパフォーマンスが改善されたことを示すには十分すぎる内容だった。後半に入ってからもヴィラの優勢は続く。ジェイコブ・ラムジーがボックス手前で倒されると、そこからフィリペ・コウチーニョが直接フリーキックでゴールを狙った。美しい放物線を描いたボールはゴールの枠を完璧に捉えていたが、惜しくもゴールキーパーのナイスセーブに阻まれてしまう。

ヴィラはその後も攻め続け、ホームのブライトンに脅威を与え続ける。その攻撃がようやく報われたのが68分、タイロン・ミングスが最終ラインから左足で前線にロングフィードを供給すると、裏に抜け出したワトキンスが冷静なトラップからキーパーとの1対1を制して待望の追加点を奪ってみせた。

ゴールを決めて喜ぶワトキンス 【©︎AstonVillaFC】

ヴィラはこの2点のリードを守り切って4試合ぶりの勝ち星を手にした。次節は3/5(土)にサウザンプトンをホームに迎える。スティーヴン・ジェラードが再びヴィラを波に乗せられるか注目だ。

ゴール
0-1 アストン・ヴィラ:キャッシュ(17分)
0-2 アストン・ヴィラ:ワトキンス(68分)
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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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