前田 大然のゴールもカンファレンスリーグプレーオフの初戦を落とす|セルティックFC

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【©CelticFC】

ノルウェー王者のボデ/グリムトに1-3の敗戦

 ヨーロッパカンファレンスリーグのプレーオフでセルティックはノルウェー王者のボデ/グリムトをホームに迎えての一戦に臨んだ。

 試合は開始早々の6分にボデ/グリムトに先制を許す苦しい展開に。相手のエリア付近での細かい連携からボックス内のスペースにボールが供給されると、ルナール・エスペヨルドがゴールネットを揺らし、まさかの先制点を献上する。

 先制された後もセルティックはいつもリーグ戦で見せているような形を見せられず、相手に押し込まれる場面も少なくはなかった。前田が裏へのスペースへの積極的な抜け出しを見せるが、なかなか決定機まで持っていくことはできず前半を0-1のビハインドを背負って折り返す。

 後半になってから少しずつリズムを立て直し、セルティックが主導権を握り返したかのように見えたが、追加点を奪ったのはビジターの方だった。右サイドをオーラ・ソルバッケンにドリブルで突破されグラウンダーのクロスボールを入れられると、アマール・ペレグリーノに押し込まれ2点目を奪われてしまう。

【©︎CelticFC 】

 流れを変えるべく、旗手とギアクマキスの2枚を投入し状況の打開を図ったセルティック。すると78分、ユラノヴィッチのクロスに前田大然が頭で合わせ、セルティックは何とか1点を返した。ホームの観客は歓喜に沸き、スタジアムのボルテージは一気に上がった。

 しかし、同点に向けてチームが勢いに乗ろうとした瞬間、次の点をとったのはまたしてもビジターの方であった。ボドイ/グリムトのウーゴ・ヴェトレンが放ったミドルシュートが味方ディフェンダーに当たり、そのままハートの頭上を越えてネットに突き刺さり、不運な形で失点をしてしまった。

 試合はこのまま1-3で終了し、セルティックパークに来たファンを落胆させた。セルティックは来週、アウェイでのセカンドレグを控えており、このカンファレンスリーグで生き残るためには次戦も厳しい戦いが予想される。

2022年 2月17日(木)

せルティック・パーク、グラスゴー

セルティック 1-3 ボデ/グリムト

(エスペヨルド 6 ペレグリーノ 55 前田 79 ヴェトレン80)

UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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