後半に一時同点に追いつかれるもジョタの勝ち越し弾で勝ち点3を獲得

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【©CelticFC】

旗手と前田が先発出場のセルティックはリーグ首位をキープ

 スコットランドリーグの第26節、リーグ戦7連勝がかかった試合でセルティックはアウェイでアバディーンと対戦した。

 13分にラルストンの右クロスをゴール前にいた前田が頭で合わせるも、ヘディングシュートはゴールの枠を捉えられなかった。

 16分、ペナルティーエリア右でボールを受けたアバダが左足で上げたクロスがアバディーンのディフェンダーの間に落ち、走り込んだジョタが押し込んでセルティックが先制に成功する。

 さらに20分、マクレガーの浮き球パスをエリア内右の前田が競り勝ち、そのこぼれ球をペナルティーエリア手前で拾ったオライリーがダイレクトで狙うと、DFに当たってコースの変わったシュートがゴール右へと決まりリードを2点に広げる。オライリーはこれが移籍後初ゴールとなった。

 前半はセルティックペースで試合が進むが、追加点は奪えず後半に折り返す。すると後半は思わぬ相手の反撃に苦戦することになる。

オライリーは移籍後初ゴール 【©︎CelticFC 】

 55分、左サイドからのフリーキックでアバディーンのオジョが平行にグラウンダーのパスを出すと、そのボールをラミレスがゴール左へと流し込み、サインプレーでアバディーンが1点を返した。

 さらに58分、エリア内でボールをもらったラミレスが振り向き様にシュートし、これがゴール左へと決まるが、これはオフサイド判定によりノーゴールとなった。

 判定に救われたかのように見えたが、すぐ後の61分に右サイドからのFKをニアサイドでファーガソンに合わせられ、今度こそ正真正銘の同点弾を許してしまう。

 悪い空気が流れる中、その雰囲気を一掃したのは先制点を決めていたジョタだった。62分、エリア内右でボールを受けたジョタがボレーでシュートを放つとこれがゴール左へと決まり、セルティックが再びリードを奪った。アバディーン側はオフサイドを主張したが、判定は覆らずセルティックが3-2でリードする。

 その後いくつかのピンチに見舞われるもハートが好セーブを見せるなどしなんとか凌いだ。苦しみながらも結果的にアバディーンの反撃をかわし勝ち点3を獲得、リーグ戦7連勝を達成した。


2022年 2月9日(水)

ピットドリー・スタジアム、アバディーン

アバディーン 2-3 セルティック

(ジョタ17、62 オライリー28 ラミレス56 ファーガソン61)

スコットランドリーグ
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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