ミンダナオの子どもたちをオンライン指導〜JICA連携協力協定の取り組み

読売ジャイアンツ
チーム・協会

【ジャイアンツアカデミーのコーチたちが子供た ちに身振り手振りで指導しました(JICA提供)】

 読売巨人軍と国際協力機構(JICA)は26日、フィリピン・ミンダナオ島の野球少年を対象としたオンライン野球教室を開催しました。昨年に続く2回目の開催で、今回は現地の子どもや保護者、さらには野球指導者らも加わり総勢400人以上が参加しました。ジャイアンツアカデミーの西田樹、平井快青のコーチが身振り手振りを交えながら約2時間に渡る交流を図りました。

 フィリピンでは新型コロナウイルスの影響で引き続き厳しい外出制限が課されるなど、家庭では親も子も大きなストレスを抱えている状況であり、この日は野球の実技だけでなく、自宅でできるエクササイズを紹介しました。また、食育に関するプログラムも組み込まれ、西田コーチは「偏りなく何でも食べることが、病気にかかりにくい元気な体作りに繋がります」と、食事を通じた感染予防についてもアドバイスしました。

 イベントの最後には、巨人から現地の野球振興の一助にと、野球用具(ボール480球、帽子320個)を寄贈。最初のボールの受け渡しは西田コーチから画面越しのトスアップで行われました。ボールを受け取ったミンダナオ国際大学のイネス学長は「チームスポーツを通して友情・スポーツマンシップ・忍耐力を学ぶことが出来る。今日は素晴らしい機会だった。状況が良くなったら皆さんと直接お会いできる事を楽しみにしている」とコメント。巨人軍野球振興部の倉俣徹部長も「止まない雨はありません。コロナが収束し、グラウンドで思い切り体を動かせる日が来ましたら、また現地に伺い、皆さんと直接交流を図りたいと思います」とあいさつし、再会を約束しました。
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