旗手の強烈なミドルシュートとギアクマキスのゴールでハーツを2-1で撃破|セルティックFC

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【©CelticFC】

旗手が強烈な弾丸ミドルシュートで自身のセルティックでの初ゴールを決めチームの勝利に貢献

 スコットランドリーグの第22節。先発メンバーには前節リーグ戦M O Mに選出された旗手怜央らが名を連ねていた。怪我で離脱中の古橋と先日のカップ戦で負傷した井手口、W杯最終予選のメンバーに招集された前田大然は今回の試合は登録外となった。

 立ち上がりはホームのハーツが積極的にプレッシャーをかけ、セルティックの攻撃陣になかなか付け入る隙を見つけられずリズムに乗れなかった。

 しかし、フープスが試合の流れをつかむのにそれほど時間はかからず、新加入のマット・オライリーはデビューから数分間、素晴らしいタッチでその能力を発揮した。ジョタもまたセルティックでの今シーズン初先発を果たし、躍動感のあるプレーを見せた。

 この試合の最大の見せ場は27分、セルティックが中盤で相手からボールを奪い返すと、そのボールが中央付近にいた旗手がドリブルで少し運んでから、右足を振り抜き矢のようなシュートがゴールネットに突き刺さる。旗手は2試合目にして、これがセルティック移籍後初ゴールを記録し、またしても鮮烈なインパクトを残す。

ゴールを決めた旗手 【©CelticFC】

 その流れのまま攻め続けるセルティックはその8分後にリードを2倍に広げる。旗手が右サイドでオライリーを見つけ、オライリーが低いクロスで中に入れると、ギアクマキスが本能的にバックヒールでゴールネットにボールを流し込んだ。

 最初の45分間は圧倒的に優勢だったが、タインカッスルで順風満帆ということはなくホームのハーツが反撃に転じる。

 62分にハーツのボイスにゴールを奪われ1点差に詰め寄られると、73分にセルティックの選手がエリア内でハンドの判定をうけP Kを献上。絶体絶命の状況であったが、これをなんと相手キッカーのボイスが蹴ったボールが左ポストに直撃して決めることができず、逆にセルティックは九死に一生を得た。

 その後もハーツの猛攻をなんとかしのぎ切り、セルティックは3連勝を飾る。旗手は94分までプレーし、チームの勝ち点3獲得に大きな貢献をした。
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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