アストン・ヴィラ|エヴァートンに1-0の勝利 (プレミアリーグ第23節)

アストン・ヴィラFC
チーム・協会

【©︎AstonVillaFC】

前半終了間際のブエンディアのゴールを守り抜き アウェイで貴重な勝ち点3

 プレミアリーグ第23節、アウェイのアストン・ヴィラはベニテス監督が解任されたばかりのエヴァートンと対戦。前節マンチェスター・ユナイテッド戦で劇的な同点ゴールを決めたフィリペ・コウチーニョ等が先発に名を連ねた。
 
 試合はキックオフから両チーム共に体をぶつけ合う激しい展開に。中でもラムジーは相手選手に引っ張られてユニフォームが裂け、背番号と名前の無い予備ユニフォームでプレーするというハプニングも起きた。

 前半はホームのエヴァートンに押され気味のアストン・ヴィラ。相手のコンパクトな守備に手を焼き、中盤でボールを繋ぐ時間帯は少なかったが、その一方でミングスのロングパスに抜け出したワトキンスがゴールを狙うという可能性も見せた。

 そしてこのままスコアレスでハーフタイムを迎えると思われた前半アディショナルタイム、右のコーナーキックからのボールにブエンディアがバックヘッドで合わせ、アウェイのヴィラが先制する。

激しく相手と競り合う右SBのキャッシュ 【©︎AstonVillaFC】

 被シュート数0、前半終了間際の先制点とポジティブな雰囲気でハーフタイムを迎えたアストン・ヴィラ、後半は前半よりも攻守の切り替えが増えていく。相手のコーナーキックからヘディングシュートを打たれるピンチもあったが、ここは守護神マルティネスの右手一本で同点ゴールを許さない。

 試合終了が近づくに連れて圧力が増していくのがホームのエヴァートン。空中戦に強いキャルバート=ルーウィンやミナのヘディングシュートに冷や汗が止まらない。それでも、ボール際やボールの無い場面でも闘志溢れる姿勢を90分間貫き通し、見事1-0で勝利した。

 アウェイで貴重な勝ち点3を手に入れたアストン・ヴィラ。元リヴァプールのジェラード監督にとっても宿敵のライバルであるエヴァートンを相手に、2022年初白星を飾っている。

完封勝利に貢献した主将のミングス 【©︎AstonVillaFC】

ゴール
0-1 アストン・ヴィラ:ブエンディア(45+3分)
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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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