<男子ゴルフ>桂川有人が通算4アンダーで2Rを終了 / SMBCシンガポールオープン2日目

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【桂川が通算4アンダーで決勝へ】

■日亜共同「SMBCシンガポールオープン」1月20日ー23日
セントーサゴルフクラブ セラポンコース(シンガポール) 7398yard・par71 / ▼21日(2日目)

プロ2年目の桂川有人(かつらがわ・ゆうと)が、第2ラウンドを通算4アンダーで回り終え、決勝ラウンド進出を確実なものとした。

この日は早朝7時30分から、第1ラウンドの残りホールをプレー。
競技再開の15番から4ホールで2バーディを追加して「68」の3アンダーとした。

首位と2打差の6位タイにつけると、ほとんど休みなく突入した第2ラウンドでは、4バーディ3ボギーの「70」で上がった。

酷暑の1日22ホールを戦い終えると、体も頭もへとへとだ。
「このコースは難しくて18ホールプレーするだけでも気を遣うので、余計に疲れました」と苦笑を浮かべたが、中学を卒業してすぐフィリピンにゴルフ留学して腕を磨いた経験が、波乱の展開でも生きている。

アジアンツアーとの共同主管で行われている本大会は、ジャパンゴルフツアーの2022年初戦にあたるが開幕直前に、開催要項が変更となった。

ジャパンゴルフツアーへの賞金加算は見送られたが、それでも迷わず現地入りしたのは、もちろん上位4人に付与される全英オープンの出場権を獲得するため。

まだ多くの選手がプレー中のため、第2ラウンドの順位は確定していないが、ホールアウト時点では、日本勢の最上位につけており「後半組がどれだけ伸ばしてくるか分からないですけど今の感じではいけそうです。集中力を切らさずにプレーしたい」と、闘志をのぞかせていた。

そのほか、プレーを終えた前半組の中では通算3アンダーグループに、プロ12年目の小林伸太郎がいる。

2016年の本大会では、日本勢最高の4位に入っており、今年も早めにコース入り。
「気候に慣れるという意味でも前もって現地入りできたことが良かった。マネジメント通りにバーディが獲れました」と、開幕までに5ラウンドを重ねた成果を発揮した。

目標の全英切符に加えて小林は、アジアンツアーの出場資格も狙っているといい、「世界のトップレベルの選手たちと比べて自分に何が足りないか勉強してみたい」と、35歳も意欲的だ。

そのほかイングランドのポール・ケーシーは、予選通過圏内の通算2オーバーで第2ラウンドを終了。

また、ケーシーと同組で回った20ー21年賞金ランキング14位の浅地洋佑は通算3オーバーと、決勝進出には微妙な位置でプレーを終えている。
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