<男子ゴルフ>小斉平、小林、竹安が暫定16位タイ / SMBCシンガポールオープン初日
【小斉平と小林らが暫定16位に】
セントーサゴルフクラブ セラポンコース(シンガポール) 7398yard・par71 / ▼20日(初日)
雷雲接近のため、第1ラウンドがサスペンデッドとなり、午後スタートの18組(52人)が、20日(初日)のうちにホールアウトできなかった。
アジアンツアーとの共同主管大会で、ジャパンゴルフツアーからは30人が出場し、プレーを終えた選手の中で、2アンダーで回った小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)と小林正則と、竹安俊也(たけやす・しゅんや)の3人が、日本勢最上位の暫定16位タイにつけた。
【2度目の出場で、初のメジャー切符を狙います。小斉平】
高校3年時の2016年にプロ入りし、5年目の昨季、2020年は米二部ツアーにも挑戦。経験を糧に、日本に腰を据えた21年はV争いの数を増やして、賞金ランク37位で初シード入りを果たした。
2022年初戦の一番の狙いはもちろん、初のメジャー切符。
「しっかり上位4人に入って全英オープンの出場権を獲得したい」と、目標を見据えた。
【ベテランの小林はアジアンツアー巧者】
目の強いくせのあるグリーン上でも「パッティングが良かった」と、ボギーは17番パー3のひとつにとどめて3バーディと、安定感をみせた。
ジャパンゴルフツアーは2019年以降、シード権を失ったままだが、13年の日本オープンほか通算3勝を誇り、アジアンツアーの経験も豊富。先週も、当地で21位タイにつけている。
「この素晴らしいコースを回れるだけでも光栄ですし、今日も2 アンダーでプレーできたので、明日も同じようにコースを楽しんでアンダーを目指して頑張りたい」と、さらなる上昇を誓っていた。
なお、20日に競技を残した第1ラウンドは、翌21日の朝7時30分から再開される予定です。
<SMBCシンガポールオープン>
今大会がシーズン最終戦にあたるアジアンツアーとジャパンゴルフツアーの共同主管で行われるが、ジャパンゴルフツアーへの賞金加算と資格の付与はなし。 上位4人に今年の全英オープンの出場資格が与えられ、世界ランキングにも反映される。 ジャパンゴルフツアーからは30人が出場。 賞金総額1億4305万円、優勝賞金2574万9000円。
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