日本とハワイにルーツを持つ16歳 ベティルー・サクラ・ジョンソンが2022年サーフィンチャンピオンシップツアー参戦
【© WSL/Poullenot】
その中でもショートボーダーの“サクラ” ことベティルー・サクラ・ジョンソンは、日本人とのハーフということもあり注目したい選手だ。
サクラはハワイのオアフ島育ちで、CS最終戦『Haleiwa Challenger』でワールドチャンピオンのカリッサ・ムーア(HAW)などを倒して優勝している。
今回はそのサクラのプロフィールを紹介する。
1. 基本プロフィール
生年月日:2005年3月22日(16歳)
公式Instagram:@bettylou.sakura.johnson
ハワイのオアフ島、ノースショアで生まれ育つ。
母親の名前はシノブさん。
サーフィンを始めたのは6〜7歳の時、並行して3歳から13歳までは新体操の選手として試合にも出場していた。
ベティルーという名前は父親の曽祖父さんと同じで、ミドルネームを日本人、生まれた春などを理由に呼びやすいサクラにしたそうだ。
ニックネームもサクラ。
母のシノブさんとサクラ 【© WSL/Poullenot】
2. 主な戦歴
サクラがコンテストの世界で注目され始めたのは2019年。カリフォルニアのサーフタウンにあるハンティントンビーチで開催された『2019年国際サーフ連盟世界ジュニアサーフィン選手権』だろう。
このビッグイベントで16歳以下のガールズ、ハワイ代表として出場したサクラは3位で銅メダルを獲得した。
更に同年にテキサスで開催された『Rip Curl Grom Search』の16歳以下で優勝。
2020年
2020年、パンデミックで国際的なサーフィンのイベントがキャンセルになる直前、タヒチで開催されたジュニア、クオリファイングシリーズ1,000でダブル優勝。
また、2020年のオンラインで投票数を競うコンテスト『Queen in Me』でも様々な技を組み合わせた彼女のスタイルを発揮した映像で見事優勝した。
コロナ禍でコンテストが全てキャンセルされた後はインドネシアのバリ島、メンタワイなどのビッグウェーブでスキルを磨き、2020年12月には15歳にして2021年CT開幕戦では別大会優勝をしたことで出場権をを与えられ9位に入った。
2021年
2021年、CTの下位リーグであるチャレンジャーシリーズをフルに回ったサクラはカリフォルニアの開幕戦で5位、ポルトガルの第2戦で5位に入る。
フランスでは49位になったものの、最終戦のハワイではホームのハレイワでワールドチャンピオンのカリッサ・ムーア(HAW)などを倒して優勝を果たし、チャレンジャーシリーズランキング3位に浮上。
2022年CTクオリファイを決めた。
3. スポンサー・所属
パワフルかつスタイリッシュなサーフィンが武器 【© WSL/Poullenot】
・Slater Designs
・Monster Energy
・FCS
・Vertra
・Banzai Bowls
・Wasserman Media Group
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