【琉球vs北海道】連勝街道驀進中の琉球に北海道は果敢に攻めたい

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■琉球ゴールデンキングス vs レバンガ北海道(@沖縄アリーナ)

第1戦:1月2日18時5分 第2戦:18時5分

 琉球ゴールデンキングスは連勝を2ケタに乗せた勢いが止まらず、前節の三遠ネオフェニックス戦も前半で53―23と30点差をつけ、最終的には101得点で完勝を収めた。コー・フリッピンの15得点は7試合ぶりの2ケタであり、今シーズン最多。小野寺祥太も今シーズン最長の15分14秒出場で同最多タイの8得点をマークした。チームとしては、試投数リーグ12位と決して多くない3ポイントシュートを1試合平均より10本以上多い35本も打ち、14本成功。オフェンスの幅も広がっていきそうだ。

 その西地区首位に今節挑むのはレバンガ北海道。前節は後半だけで63得点を積み上げ、計106得点で群馬クレインサンダーズとの点の取り合いを制した。ショーン・ロングが44得点を叩き出したほか、寺園脩斗が17得点7アシスト、中野司が13得点。チーム全体で7ターンオーバーと、オフェンスミスの少ない今シーズンの北海道らしい試合を披露し、群馬に勝率で追いついて順位では追い越した。12月は6勝4敗と勝ち越し、“借金”も2つまで減った。新体制のチームが軌道に乗るかどうか、1月は重要な月になるだろう。

 地理的条件も対照的なら、琉球はリーグで2番目に失点が少なく、北海道はオフェンス面の数字が良いという意味でも対照的。琉球は特にディフェンスリバウンドが強く、北海道はターンオーバーをせずに攻めてもシュートを外してしまうと厳しい勝負になる。ファウルを誘い、高確率のフリースローで得点を重ねる戦略も考えられる。

文=吉川哲彦

■ロスター

・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
牧全
寺園脩斗
ダニエル・ミラー
中野司
桜井良太
玉木祥護
山口颯斗
ショーン・ロング
デモン・ブルックス
葛原大智
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