【千葉vs信州】長い連敗から脱した信州と地区首位の千葉、互いのディフェンスに風穴を開ける3ポイントがカギ

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■千葉ジェッツ vs 信州ブレイブウォリアーズ(@船橋アリーナ)

 千葉ジェッツは前節で富山グラウジーズ相手に105-64で快勝し、東地区首位で2021年を締めくくった。第1クォーターからジョシュ・ダンカンと富樫勇樹が2ケタ得点を挙げて前に出ると、後半の20分間では58-36とさらに引き離して連敗を阻止した。この試合ではディフェンスもさることながら、3ポイントシュートが高確率で成功。佐藤卓磨の4本を筆頭に27本中14本の長距離砲を射抜き、100点ゲームを演じた。

 千葉は新年最初となる今節も船橋アリーナでの試合。迎え撃つのは信州ブレイブウォリアーズだ。信州も前節は白星。ただ、千葉と違い12月に入ってから初、9連敗というトンネルから抜け出しての1勝だった。その試合で京都ハンナリーズと対戦した信州は、第1クォーターから攻防が噛み合い、98-69で勝利。原動力となったのは26得点12リバウンドのジョシュ・ホーキンソンに加え、西山達哉と栗原ルイスがともに17得点の活躍を見せ、そろって今シーズン最多得点をマークした。

 京都戦ではチーム全体で計19本、55.9パーセントの確率で3ポイントを沈めた信州。今節の2連戦では、お互いに堅いディフェンスを1つの武器としているため、勝敗を分けるポイントになり得るのが3ポイントシュートと言えるだろう。ホームの千葉は富樫を筆頭に原修太やクリストファー・スミス、信州は前節6本中5本を決めきった西山のほか、熊谷航と大崎裕太のガード陣、ホーキンソンらが効果的な3ポイントを決められるか。

文=小沼克年

■ロスター

・千葉(HC:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
二上耀 ※特別指定
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

・信州(HC:勝久マイケル)
ヤンジェミン
井上裕介
西山達哉
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
三ツ井利也
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大
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