国際サーフィン連盟 SUP国際大会のプエルトリコ開催決定

チーム・協会

【ISA / Ben Reed】

国際サーフィン連盟(ISA)はSUP(スタンダップパドル)の国際大会である『2022年 ISA SUPアンドパドルボードチャンピオンシップ』をプエルトリコで開催すると先月発表した。

オリンピックでのサーフィン競技採用に大きく貢献した国際サーフィン連盟(ISA)は2012年からパドルを用い、立ってボードを漕ぐSUPの大会にも力を入れており、2020年夏にはSUPのオリンピックレベル統括組織に選出されている。

サーフィンに比べると歴史は浅いながら、世界のSUP人口はすでに100万人以上と言われている。
日本でも湘南などを中心に定着しているウォータースポーツで、今後オリンピックの競技として採用されることになれば人気が加速する可能性もある。

『2022年 ISA SUPアンドパドルボードチャンピオンシップ』概要

『2022年 ISA SUPアンドパドルボードチャンピオンシップ』は大まかに
・立ち漕ぎのSUPでのレース
・手を用いて漕ぐパドルボードでのレース
・波に乗るSUPサーフィン
と3カテゴリーに分かれる。

スピードを競うレースはプエルトリコの首都、サン・フアンにあるラグーナ・デル・コンダドとバイア・デ・サンフアン。
波に乗るSUPサーフィンはライト・レフト共ににあり、多方向から波がブレイクするLa 8が会場になる予定だ。

『 ISA SUPアンドパドルボードチャンピオンシップ』の歴史

(2019年の団体金メダルを獲得したフランス) 【 ISA / Ben Reed】

2012年のペルーからスタートした『ISA SUPアンドパドルボードチャンピオンシップ』は2年連続のペルー開催の後、ニカラグア、メキシコ、フィジー、デンマーク、中国、エルサルバドルと4大陸に渡って行われ、SUPの世界的な人気を示している。

特に2017年のデンマーク大会はコペンハーゲンの水路や、「コールド・ハワイ」と呼ばれるデンマーク北西部の険しい海岸が舞台となり、42カ国、286名の過去最高の数の選手が参加した。

2019年のエルサルバドル大会ではフランスチームのジャスティン・デュポン、ブノア・カルペンティエルが活躍して金メダル獲得に大きく貢献していた。

2020年、2021年はパンデミックにより中止となったため、2022年のプエルトリコ大会は9回目の開催となる。
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