アストン・ヴィラ|ホームでレスターに2-1で勝利 (PL第15節)

アストン・ヴィラFC
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【©︎AstonVillaFC】

エズリ・コンサの2得点でレスターシティを2-1で撃破!ジェラード監督は就任から4試合で3勝目!

 プレミアリーグの第15節。前節のシティ戦では惜しくもホームで1-2の惜敗をしており、ジェラード監督体制になって初めて土をつけられてしまっただけに、ホームでの連敗はなんとしても避けたい重要な一戦だった。

 相手のレスターシティは、ブレンダン・ロジャースが監督になってからヴィラパークでは過去6回とも勝利しており、この日も難しい試合が予想された。

 試合は開始から14分にビジターのレスターが先制する。ダカが左サイドのバーンズにボールを送ると、バーンズは落ち着いてそのボールをゴールに流し込みあっさりと先制されてしまう。ただここで簡単に屈しないのが、ジェラード監督が就任してから取り戻したヴィラの粘り強さである。

 17分にドウグラス・ルイスのフリーキックをマティ・キャッシュが頭でペナルティエリアに折り返すと、ブエンディアがゴールに向かってヘディングシュートを放ち、レスターのリードはわずか3分で終わらせた。このゴールは最後にセンターバックのコンサがかすかに触れたため、公式にはコンサにゴールが与えられた。

ゴールを決めて喜ぶブエンディア(左)とコンサ(右) 【©︎AstonVillaFC】

 ヴィラは前半の終盤に進むにつれ調子を上げていった。そして、ロスタイムに相手キーパーのシュマイケルのミスを突いてラムジーが至近距離からボールをゴールに押し込みリードを奪ったと思われたが、これはVARでレビューされた結果ノーゴールの判定となる。

 後半のヴィラは前半終了間際のゴールが認められなかった事実にめげず、力強くスタートした。54分、応援の熱がさらに高まるヴィラパークの観客を前に、前半に今季初ゴールを決めたコンサがまたしてもゴールを決めた。ジョン・マッギンのコーナーから、ファーポストで待ち構えていたコンサが文句なしのヘディングを決め、地元の人々を熱狂させた。

コンサがゴールを決めた瞬間 【©︎AstonVillaFC】

 その後もマッギンがチャンスクリエイトしてワトキンスがあわや3点目というところまでいくシーンも見られたが追加点がならず。後半はほとんど攻め込まれるシーンが目立たなかったが、75分に相手の唯一のチャンスをマルティネスがビックセーブを見せて防ぎ、その確かな実力を証明した。

 結局コンサの2点目が決勝点となり2-1でレスターに勝利。ジェラード監督が就任してから4戦3勝という素晴らしい結果を残している。

ゴール
0-1 レスターシティ:バーンズ (14分)
1-1 アストン・ヴィラ: コンサ (17分)
2-1 アストン・ヴィラ: コンサ (54分)
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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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