<国内男子ゴルフ>賞金レースだけじゃない! 来季の序列を賭けた同級生対決もライブ中継で

チーム・協会

【大岩、片岡、そして古川(左から)の同級生トリオ。最終日も頑張ろう】

■20ー21最終戦・賞金王決定「ゴルフ日本シリーズJTカップ」
12月2日ー5日(各日チケット2000枚)
東京よみうりカントリークラブ(東京都)7023yard / par70 ▼5日(最終日)

いよいよ最終日。
今年、初めて30人に選ばれた選手たちも、今季最後の1日に賭ける。

仲良し同級生たちには、結果次第で来季以降の転戦生活に、微妙に影響を与える。

1997年生まれの古川雄大(ふるかわ・ゆうき)は、3日目も同い年の片岡尚之(かたおか・なおゆき)と、大岩龍一(おおいわ・りゅういち)の成績を気にしながら上がってきた。

練習ラウンドもいつも一緒。普段も仲良し同級生だが、片岡は今年、5月の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」で、ツアー初Vの大出世。

20ー21のロングシーズンもそのあたりから、微妙に関係性が変わり始めた。

「なんとなく、片岡を中心にみんな動き始めて。ごはんの約束とか、宿が離れていても片岡のところに集まるような…」。

勝負の世界は厳しいのだ。

賞金ランキングもまた同様で片岡19位、大岩22位、そして古川は現在30位。
いまのところはもっとも”下っ端”。
肩身の狭さは、仕方ない。

それだからこそ、最終日の結果は重大なのだ。

「とにかく、今週だけでも負けたくない」と懸命に、3日目は、初の難コースで今週自己ベストの「66」をマーク。

「今日は絶対にトータルアンダーパーにもっていきたかった」と、決死の覚悟で魔の18番パー3もパーセーブ。

その恐ろしさと難しさを十分ご存じの馴染みのギャラリーから拍手喝さいを浴びて「嬉しかった。納得のラウンドができた」と、通算1アンダーで終了して安堵した。

30人しか出られない今大会は、とっくに出場権を獲得していた2人に対して古川は、先週の「カシオワールドオープン」の結果次第だった。
「僕だけ出られないのは絶対に嫌」と、47位で滑り込みの出場を果たした。
土壇場の3人そろい踏みに、すぐ連絡を取り合い健闘を誓い合ったという。

16位タイから出る最終日。

片岡は、古川より1打良い14位タイ。
大岩は、1打多いイーブンパーの18位タイ。

2人に挟まれた!
「絶対に負けられない」と再度、力をこめた古川。
「最終日は最低5アンダー。トップ10入りを目指します」。
なおかつ、2人より上位で終わりたいのは、もちろんだ。

賞金レースと、最強選手決定戦と、同級生対決はぜひ、以下のチャンネルでも。
<放映スケジュール>
8:30ー12:30(YouTubeライブ配信)日本テレビ保有チャンネル
8:30ー12:30(日テレGタス)
8:30ー12:30(Tverライブ配信)日本テレビ公式Tverチャンネル
15:00ー16:55(日本テレビ系31局ネット)

【今年最後の祭典です】

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