FC東京【J1第38節 福岡戦マッチプレビュー】2021シーズン最後の一戦未来につながる勝利を
【©F.C.TOKYO】
最終節で対戦する福岡は、すでにJ1残留が確定。長谷部茂利監督のもと、選手全員のハードワークと組織的な守備で勝点を積み上げてきた。4月に行われたアウェイゲームでは、東京は相手の堅い守備に苦戦を強いられ、0-1で黒星を喫した。この守備陣をいかに攻略するかが試合のポイントになるだろう。
今節で勝てば、福岡と順位が入れ替わり東京が8位に浮上する。味スタでのシーズン最終戦というだけでなく、一つでも上の順位をめざすためにも、絶対に負けられない試合だ。
2021シーズンを締めくくる一戦。未来につながる1勝を挙げるために、東京は総力を挙げて戦いに臨む。
森重真人「最後の瞬間まで戦う姿を見せ、今シーズンを勝利で締めくくる」
【©F.C.TOKYO】
数字という点では全く満足していません。普段から気持ちを引き締めて、しっかりサッカーに向き合わないと、チームというものは少しのきっかけで崩れてしまいます。同じ目標に向かって、全員が一つにならないと結果は出せないと改めて実感したシーズンでした。
長谷川健太前監督も戦う姿勢や厳しさにこだわっていました。
勝負にこだわる気持ちや情熱という、まずサッカーをするうえで最も基本的な部分を教わったように思います。ただ、そこを監督任せにしてはいけません。自分のような経験のある立場の選手がもっと積極的にチームに働きかけて、普段から良い雰囲気を作っていかなければいけないと感じています。
コロナ禍で2シーズンを戦ったことになりますが、改めて思うことはありますか?
正直に言えば、声援がない中でプレーするのは寂しいですし、モチベーションを上げる難しさはあります。ファン・サポーターの後押しが非常に重要だと改めて感じています。ただ、この環境でも応援してくれるファン・サポーターのために、来シーズンもまた応援したいと思ってもらえるような試合を見せなくてはいけません。今シーズンの最後の瞬間まで、一丸となって戦う姿を見せて、最終戦を勝利で締めくくりたいと思います。
【FOCUS PLAYER】FC東京:渡邊凌磨/アビスパ福岡:エミル サロモンソン
フィジカルの強さや運動量、優れた個人技など、あらゆる面でハイレベルな能力を備えるアタッカー。加入1年目の今シーズンは開幕スタメンに入りながら、3月に負傷して4カ月間の長期離脱を強いられた。復帰後は経験のないサイドバックでもプレーするなど、持ち前の万能性を活かしてチームに貢献。闘争心を前面に出し、強気に勝負するメンタルの強さも魅力だ。
アビスパ福岡 3 エミル サロモンソン「ハイクロスの名手」
高精度のキックを武器に、セットプレーのキッカーも務めるサイドバック。スウェーデン代表として8試合の出場経験を持つ。2019年に広島に加入し、翌年に福岡へ移籍。昨シーズンはJ2でリーグ最多となる10アシストを記録し、福岡のJ1昇格に貢献した。今シーズンもここまでリーグ7位となる6アシストをマーク。サイドから放つ正確なクロスには十分な警戒が必要だ。
J1リーグ直近の両チームスターティングメンバー
【©F.C.TOKYO】
対戦成績【vsアビスパ福岡】
3勝1分5敗/11得点・9失点
直近4試合の結果(リーグ戦のみ)
2006年08月23日 J1 第19節 [H] 5〇1
2016年04月29日 J1 1st第9節 [H] 0●1
2016年07月13日 J1 2nd第3節 [A]1●2
2021年04月17日 J1 第10節 [A]0●1
スタジアムに来られない方はDAZNでの後押しを!
【©F.C.TOKYO】
12月4日(土) FC東京 vs アビスパ福岡
(14:00キックオフ/味の素スタジアム)
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ