ホームで難敵ハーツに競り勝ちリーグ3連勝!|セルティックFC

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【©CelticFC】

古橋の強烈ゴールで2位攻防戦の大事なゲームを勝利!

 スコティッシュ・プレミアシップ第16節。古橋は4-3-3の布陣の前線のスリートップの真ん中で先発出場をした。相手は今季開幕戦で敗れているハーツであり、3位につけている好敵手。負ければ3位に転落する大事な試合であり、セルティックにとってはなんとしても勝ちたいゲームであった。

 序盤はセルティックが主導権を握り、多くのチャンスを作ってハーツにプレッシャーをかけた。7分にはスターフェルトの惜しいヘディングがあると、続け様にターンブルとフォレストがシュートを放った。

 さらにターンブルが見事なプレーでボールを奪い、絶好調のジョタにつないでシュートを撃つもこれは相手ゴールキーパーに弾かれてしまう。弾いたボールがフォレストの前に落ち、これを押し込もうとするもこれも相手キーパーのファインセーブにより得点とはならなかった。

 相手ゴールを攻め立てるもなかなか得点を奪えないセルティックだったが、均衡を破ったのはあの男だった。34分、ロギッチが右サイドからオーバーラップしてきたラルストンにボールをパスし、そのラルストンが中に鋭いグラウンダーのクロスを放つと、ニアポストに飛び込んできた古橋が矢のようなシュートを放ち、リーグ得点王タイとなる今シーズン8点目のゴールで先制した。

ゴールを決めた古橋 【©CelticFC】

 後半に入ってからセルティックはリードを追加しようと果敢に攻撃を仕掛けた。対するハーツも試合を振り出しに戻そうと反撃を試みる。コーナーからエリア内でフリーになっていたキングスレイがヘディングシュートを放ったが、これは運よく枠を外れた。66分には、ボイスが同点ゴールを狙ったが、マクレガーが見事に戻ってブロックした。

終盤、ジョタとウェルシュが負傷退場するアクシデントにも見舞われ、苦しい時間帯が続いたが、セルティックのディフェンスがよく持ちこたえなんとか古橋がもぎ取った1点を死守しホームで勝利を収めた。

この日の古橋はフル出場し、チームの決勝点をあげるMOM級の活躍を見せ、朝早くから起きて応援してくれたファンの期待に見事応えた。

ゴール
1-0 セルティック:古橋(34分)
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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