【三遠vs三河】現在6連敗中の三遠、同地区上位の三河撃破のポイントはフリースロー成功率

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■三遠ネオフェニックス vs シーホース三河(@豊橋市総合体育館)

第1戦:12月4日17時5分 第2戦:12月5日14時5分

 現在リーグ戦6連敗中で西地区10位の三遠ネオフェニックスとしては、このバイウィークの間に戦術の強化とリフレッシュを図り、気持ちも新たに今節を迎えたいところ。今シーズンの三河ダービーはすべて12月に組まれており、まずはホームで白星を挙げて好転する良いきっかけにしたい。

 前節の富山グラウジーズ戦は古巣と戦った松脇圭志が2戦合計23得点と奮起したが、第1戦は第3クォーターに大量32失点。第2戦は我慢強く戦い、残り2.2秒のサーディ・ラベナの3ポイントシュートで延長にもつれ込むかと思われたが、残り0.7秒で決め返され、その後ファウルを受けたラベナがフリースローを1本外して1点及ばなかった。
 対するシーホース三河は11月に2勝3敗と負け越し、ややスローダウンしている。前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦も第1戦はバランス良く安定した得点力で勝利したが、第2戦は失点がかさみ、今シーズン初の100失点超え。その後の天皇杯4次ラウンドも信州ブレイブウォリアーズに敗れ、こちらもメンタル面の切り替えが必要だ。

 オフェンス面に関しては三河に分がある印象もあるが、実は今シーズンの1試合平均得点は0.6点しか差がない。三遠は三河より試投数の多いフリースローの成功率をもう少し上げることができれば、オフェンスでも十分三河に対抗し得る。またディフェンスも、三河にフリースローを与えないようにファウルを減らす工夫があるとチャンスが広がりそうだ。

文=吉川哲彦

■ロスター

・三遠(HC:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
ロバート・カーター
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス
松脇圭志
エリアス・ハリス
田渡凌
津山尚大
津屋一球
山内盛久
・三河(HC:鈴木貴美一)
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース
長野誠史
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー
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