【サーフィン】五十嵐カノアに続く日本人CT選手が誕生するか?CS最終戦

チーム・協会

【Brent Bielmann/World Surf League】

現地時間11月26日、ハワイ・オアフ島のハレイワでチャレンジャー・シリーズ(CS)最終戦『Haleiwa Challenger』が遂に開幕。

CSは、来シーズンのWSLチャンピオンシップツアー(CT)出場権をかけた戦いで、CS最終ランキング男子上位12名、女子上位6名が出場権を得る。現状、男子はランキング上位に五十嵐カノアを含む3名のCT選手がいるため、繰り下げで15位までの選手が出場権獲得となる見込みだ。

日本勢でCT出場権獲得の可能性が残っているのは、男子CS20位の村上舜と、女子15位の松田詩野、20位の脇田紗良など。ただし、優勝やそれに近い結果が必要だ。

意外にもハレイワでの優勝経験がない11度の世界王者、ケリー・スレーター 【Photo: WSL/Keoki】

更にこのイベントには、ジョンジョン・フローレンス、ケリー・スレーター、五十嵐カノア、カリッサ・ムーアをはじめ、多数のCTトップ選手が出場予定。CT出場を目指す選手には手ごわい相手となるが、CTに向けた経験を積むチャンスとも考えられる。

一方で、現在CS6位のコナー・オレアリーや、19位のミシェル・ボレーズなどCT残留を逃した選手達もリクオリファイを懸け熾烈な戦いを挑む。5位のナット・ヤングが5年ぶりの返り咲きを果たすかにも注目だ。

大会を観戦するには、ヒート表や詳しいスコアなどを確認しながら観たい場合はWSL特設サイト、ライブ配信のみなら公式YouTubeチャンネルがおすすめだ。

大会初日の動向と日本人選手の対戦相手は?

大会初日は、男子のRound of 80(第1回戦)と、Round of 64(第2回戦)の半数のヒートが進行。女子は進行せず。

ケガから復帰した2度の世界王者、ジョンジョン・フローレンスが20.00満点中18.30を叩き出し、初日の最高点を獲得。その他もローカルの強さが際立った初日となった。

日本男子勢は西修司が欠場し、第2回戦で稲葉玲王と大原洋人が敗退。残っているのはまだヒートが行われていない五十嵐カノアと村上舜の2名のみとなった。

メンズは五十嵐カノアと村上舜、ウィメンズは松田詩野と都筑有夢路が同ヒートにクレジットされている。

■日本選手出場ヒート(CSランキング順)
メンズ
・五十嵐カノア(1位)R64 Heat 13
・村上舜(20位)R64 Heat 13

ウィメンズ
・松田詩野(15位)R48 Heat 7
・脇田紗良(20位)R48 Heat 6
・野中美波(29位)R48 Heat 5
・黒川日菜子(31位)R48 Heat 1
・前田マヒナ(37位)R48 Heat 3
・都筑有夢路(47位)R48 Heat 7

五十嵐カノア 【WSL/Masurel】

現在CS15位の松田詩野 【WSL/Poullenot】

CSランキング

メンズ
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mcs?year=2021

ウィメンズ
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wcs?year=2021

WSLライブ配信・ヒート表

現地時間11/29 AM7:30(日本時間11/30 AM2:30)にコール予定。

メンズ
https://www.worldsurfleague.com/events/2021/mcs/3825/haleiwa-challenger

ウィメンズ
https://www.worldsurfleague.com/events/2021/wcs/3881/haleiwa-challenger

ライブ配信は以下YouTubeからも視聴できる。
https://www.youtube.com/channel/UChuLeaTGRcfzo0UjL-2qSbQ
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