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<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

古江彩佳ー圧巻のコースレコードタイで首位発進

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)

 JLPGA ツアー2020-21シーズン最終戦『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億2000万円、優勝賞金3000万円)11月25日、宮崎県宮崎市・宮崎カントリークラブ(6,543ヤード/パー72)で開幕した。例年以上にタフなコースコンディション。ところが、長いシーズンの総決算にふさわしく、名うての難コースがさまざまな試練を選手へ与えた。にもかかわらず、スタートダッシュを公言した古江彩佳が第1日、素晴らしいプレーを披露。8アンダーで首位に立った。3打差の5アンダー、2位は全美貞がつけ、4アンダー、3位タイで野澤真央、高橋彩華が続く。
 注目のタイトル争い、稲見萌寧は2週連続Vと大会連覇を狙う原英莉花とともに2オーバー、25位タイからの巻き返しを目指す。
(天候:晴れ 気温:17.9℃ 風速:4.7m/s)
《グリーン=スティンプ:11 3/4フィート コンパクション:23mm》

 追い込まれると確かに強い。古江彩佳が9バーディー、1ボギーの64をマーク。8アンダーで首位に立った。「ボギーがひとつあったけど、100点に近いプレー。あしたも集中するだけです」。いつものように、淡々と他人事のように振り返っている。

 いったい、どのぐらいすごかったといえば、29で、前半9ホールの大会コースレコードをマーク。また、64は大会コースレコードタイである。優勝、もしくは単独2位の条件付きで逆転の可能性を残す賞金女王争い。また、JLPGAメルセデス最優秀選手賞も同様に条件しだいなのだ。

 ハイライトは5連続バーディー。6番で残り113ヤードの第2打を50度で3メートルのチャンスをつくる。これが勢いのモトになった。続く7番=6メートル、8番=3メートル、9番=5メートル、10番=2メートルのバーディーショー。宮崎のファンから驚嘆の声がもれる。「よく、(バーディーパットが)入るなぁ、と思った。その中で、9番は結構、距離が長かったから、安全に行こうーと脳裏を過ったけど、強めで勝負。9ホールの29はアマチュア時代にあったけど、プロでは初めてです」と話している。

 とはいえ、これほどの1日になろうとは…。当の本人も予想していなかったそうだ。「1番でバーディースタートしたことが、ちょっと怖かった。おはようバーディーの時って、うまくいかないイメージがあるから」と明かした。

 そんな不安も持ち前の意志の強さで、吹き飛ばしてしまう。それほど今大会は完全燃焼を誓った、大一番なのだ。特に1番で披露した第2打がすごい。「ラフから完ぺきなショットでした。通常、50度では届かないけど、ラフと風の状況からフルショット。うまく状況を読むことができた」。

 50度のウェッジは自身の伝家の宝刀でもある。3、4番の連続バーディー、いずれも50度がおぜん立てをした。「グリーンでは手前につけ、必ずのぼりのパッティングを残すことを徹底」と、心の中で繰り返しながらのラウンド。今大会、2年連続の2位で相性とコースの特性をよく理解しているパフォーマンスが際立った。

 一方、若手に似合わず、まるでベテランのようなゲン担ぎも。「チキンにならないように鶏肉は期間中に食べない。開幕前日には、とんかつを食べる。高校生ぐらいから…ですね」と、ほほえましいエピソードを添えている。

 ただし、鳥は鳥でも試合中のイーグルは大好きである。小鳥を意味するバーディーより、さらに勝利へ近づくからだ。「イーグル。決まったらうれしいなぁ。最後の試合を締めくくれたら、すごく気持ちがいいと思います。1位を意識している」。優勝ではなく、1位ーと発言するのがスタイルだ。「だって、1位になることで皆さんが覚えてくださるでしょう」。残り3日間、最終決戦はさらにヒートアップする。

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