【三遠vs名古屋D】今季初の愛知ダービーは3ポイントシュートが勝敗の分岐点

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■三遠ネオフェニックス vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@豊橋市総合体育館)

10月27日19時5分

 前々節が連敗に終わった影響もあったのか、三遠ネオフェニックスは前節の第1戦で茨城ロボッツにB1初勝利を献上してしまった。第2クォーターこそタイスコアだったものの、他のクォーターはすべてリードされ、特に第4クォーターの31失点は反省が残る。ただ、ターンオーバーをはじめとするチーム全体のスタッツや選手個々の働きは決して悪くなく、第2戦は66失点としっかり守ってリベンジ。開幕から安定したパフォーマンスを見せるエリアス・ハリスに加え、ジャスティン・ノックスにもメドが立った印象がある。

 開幕3連敗の後に3連勝と盛り返した名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、その勢いで前節も滋賀レイクスターズに100点ゲームで先勝。ショーン・デニスヘッドコーチが、自身の得意とする3ポイントシュートを生かしたオフェンスで古巣を返り討ちにした格好だ。しかし、第2戦は逆に3ポイントシュートの集中砲火を浴び、100点ゲームをやり返されてしまった。須田侑太郎とシェーン・ウィティングトンの欠場が長引くことも考えられ、当面は我慢を強いられることになるだろう。
 リーグ全体でも今シーズン最初となる愛知ダービーは、その3ポイントシュートが勝敗の分岐点になる可能性がある。試投数でリーグ2位、成功数では同トップの名古屋Dに対し、三遠は試投数こそ少なくないものの成功率がリーグで2番目に低い。ハリスやノックスとのインサイドアウトのプレーで日本人選手が思い切りよく狙う形を作りたい。

文=吉川哲彦

■ロスター

・三遠(HC:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
ロバート・カーター
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス
松脇圭志
エリアス・ハリス
田渡凌
津山尚大
津屋一球
山内盛久
・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン
狩野祐介
スコット・エサトン
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