【第52回U16陸上大会】第2日目:優勝者コメント

日本陸上競技連盟
チーム・協会

【JAAF】

■男子150m

【JAAF】

植松康太(長崎南高・長崎)
優勝 15秒97(-0.9)


予選での15秒台など、全体的にいいかたちで終われた。決勝でタイムを落としてしまったのは今後の課題にしていきたい。調子は良かったので、風は気にならなかった。全国大会での優勝は、全国大会に出られるようになって以来、目指していたものである。ここまで時間はかかったが、トップをとれて嬉しい。次の全国の舞台でも3位以内を目指す。タイムの面では、(100mでは)10秒4台は最低でもちたい。200mでは、21秒1台や0台を目指す。技術的な練習や走り込みをして、その目標に到達できればと思う。

■男子走幅跳

【フォート・キシモト】

植村亮太(大体大浪商高・大阪)
優勝 7m00(+2.0)


目標としていた7m35に届かず、悔しい気持ちが一番。前半でその記録を決めようとしたが、出すことができずに焦りがでて、後半の試技に影響した。それでもセカンドベストを出せたこと、体の使い方を意識できたことは収穫だと考えている。普段から、主に短距離パートで練習しており、助走が自分の強みだが、そのスピードを生かした踏み切りができるように強化したい。橋岡優輝選手はもちろんのこと、海外の選手の助走も参考にしている。今後は、7m60跳んでインターハイで入賞することが目標。

■男子棒高跳

【JAAF】

原口顕次朗(前橋育英高・群馬)
優勝 4m60


久々の日本一で素直に嬉しい。年下の選手に負けられない、と感じていた。しかし、記録の面ではまだまだだと感じている。4m80の目標には届かなかった。試合中に、風の向きが頻繁に変わってしまい、対応が難しかった。今シーズン、助走の面で成長を感じている。ただ、中学生以来の課題は踏み切りの部分。左腕が曲がってしまい、突っ張ることが出来ていない。そこを改善すれば、目標の5mに届くと思う。次のインターハイまでには、5mを超えたい。偉大な先輩が多くいるので、自分も続きたい。

■女子150m

【JAAF】

島田幸羽(咲くやこの花中・大阪)
優勝 17秒96(+1.1)


全中で2位に甘んじてしまったので、この大会では優勝だけを目指して練習を積み重ねてきた。内容面でも、持ち味の後半が伸びて納得のいくレースだった。いつもと異なるスタート位置だが、カーブで加速の練習をしていたので、それが発揮できたと思う。インターハイでは、上級生の時にメダル獲得を目指しているので、1年の時から入賞して勢いをつけたい。タイム面では、高一の歴代ランキングに食い込める走りをしたい。

■女子走幅跳

【フォート・キシモト】

近藤いおん(三郷彦成中・埼玉)
優勝 5m92(+3.8)


アップの時から調子は良くなかった。そのなかでも、優勝することができて嬉しく思う。4本目は感触が良かったのに、ファウルになってしまい残念だった。練習の時から、どんな状況でも対応できるように教えてもらっていたので、不調でも自己タイ記録を出せたと思っている。また、今日は、風向きの変化が頻繁で、助走の位置がかなり前後していて、難しさも感じた。高校入学後は、1年生の時からインターハイに出場すること、そして記録の面では、6m以上を目指している。
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