【第15回U18陸上大会】第2日目:優勝者コメント

日本陸上競技連盟
チーム・協会

【JAAF】

■男子300m

【JAAF】

平川慧(コザ高・沖縄)
優勝 33秒56


今年最後の大会で目標達成できて嬉しい。そして安心した。来年につながるスタートになったと思う。予選はあまりいい動きではなかったが、修正して自分の走りに集中できたのが結果につながったと思っている。自己ベストを更新して負けたらしょうがないと思っていたので、勝てたことはとにかく嬉しい。インターハイ優勝とU18で二冠することを目標にしている。タイムでは、400mで46秒台を出したい。腕振りの癖を矯正するために、練習の時から必死に取り組みたい。

■男子3000m

【フォート・キシモト】

間瀬田純平(鳥栖工高・佐賀)
優勝 8分11秒93 大会新記録


勝ちに行くことが目標だった。ハイペースを想定していて、自己ベストが狙えると思った。しかし、実際はスローの展開になり、勝ちに行くことに切り替えた。駅伝に向けて、いい刺激を入れられたと思う。ラストスパートも切れたので、いいかたちで終えることが出来た。駅伝では、1区を担うと思うが、優勝とチーム記録を塗り替えていきたい。来シーズンは、5000mで13分40秒台を狙っていきたい。故障することなく、練習を積み重ねたい。

■男子300mハードル

【JAAF】

今西亮太(葵高・福島)
優勝 36秒93


全国優勝は初で、今まで悔しい思いをたくさんしたが嬉しい結果になった。予選はハードリングで失敗して修正することになった。決勝では、うまくいったと思っていたが、対応できず、内容としてはまずまず。今回は予選と決勝で時間が空いて、いつもと少し違う感覚だった。今後は、ハードル2種目でインターハイ二冠を達成したい。今まで地区大会落ちで悔しい思いをしたので、それを晴らせればと思う。タイムはそれぞれ、13秒7台、49秒台を目指していきたい。そのためには、走力が足りてないので、ハードリングに見合った走力を身につけたい。

■男子走幅跳

【フォート・キシモト】

深沢瑞樹(東海大翔洋高・静岡)
優勝 7m63(+3.2)


1本目でうまくいったが、その後ファウル。2本目3本目でライバルに記録を越されてしまったので、負けたくない一心で4本目に挑んだ。無理矢理跳んだ感はあるが、助走は脚を回す意識で臨むことができたと思う。記録はまだまだだが、動きの面では良かった。走幅跳は久しぶりで、不安と楽しみどちらの感情もあった。最後の最後で逆転できたのは、今後の自信にしていきたい。助走のスピードは改善されてきたが、そのスピードを殺さない体全体を使った踏み切りを身につけたい。来シーズンは、インターハイで優勝したい。

■男子棒高跳

【フォート・キシモト】

宮地築(高松工芸高・香川)
優勝 5m00


風が強いコンディションでも、ベストタイ記録を出すことが出来た点は収穫だったと思う。目標としては、5m25の四国高校記録に挑戦しようとした。正直、練習の時から調子は悪く、不安が大きかったが、試合を進める中で修正出来たと思う。段々とよくなってきた感覚があった。今後、高校生のうちに四国高校記録を更新したい。助走が自分のウィークポイントなので、踏み切りの部分でロスなく行けるように磨きたい。

■男子ハンマー投

【フォート・キシモト】

吉田匠(生光学園高・徳島)
優勝 58m28


60m以上投げることが目標だったので、優勝でも不完全燃焼だった。練習から58mを投げられていて、調子は良かったが、練習や前半の投擲で、脚を使い果たしてしまった。生光学園高として、円盤投に続き今大会二つ目のタイトルで嬉しかった。以前と比較して、精神面で競技の向き合い方が成長したかなと思う。60mにいくためには、投擲全体を考えた上での瞬発力が必要。バランスをとれるようにしたい。このような結果は、先生や仲間、家族の応援のおかげだと思っていて、優勝自体はとても嬉しい。具体的な目標は特になく、真面目に練習すれば結果はついてくると信じている。

■男子砲丸投

【フォート・キシモト】

山田暉斗(法政二高・神奈川)
優勝 16m69


普段とは違い、4回しか投げられなかったので緊張した。1投目でファウルにならず、記録を残せてよかった。4投目で好記録を出せると思っていたし、実際に4投目で記録を残せて勝てたことは、収穫になる。U20日本選手権もインターハイも4位で負けていたので、今回優勝できて嬉しい。今までスピードでごまかしていた感じだったが、投げる時のフォームを意識できた結果、高いアベレージで終えることができたと思う。今後とも体づくりと技術練習を意識して行いたい。課題を克服すれば、18mぐらいはいけるはず。記録や順位は、愚直に取り組めばついてくると思うので、自分にできることを大切にしていきたい。

■女子300m

【フォート・キシモト】

瀧野未来(京都橘高・京都)
優勝 38秒63 大会新記録


300mは2回目で経験値が浅かったので、失うものがなく、とにかく全力で走るだけだった。大会を通じて、仲間からの応援が力になっていることを実感した。38秒台の目標は、予選で達成したので、決勝は37秒台にいくつもりで走った。全国の舞台では、今まで4位ばかりでここでの日本一は本当に嬉しい。実は長距離やハードル含め、今まで色々な種目に取り組んできた。その経験から、自分に合っているのは400mハードルだと思っている。(高校のOGである)大先輩・山本亜美さんの記録を抜いて、56秒台に突入したい。

■女子1500m

【フォート・キシモト】

正司瑠奈(就実高・岡山)
優勝 4分34秒11


タイムは良くなかったが、優勝できて嬉しい。このスピードを長い距離に生かしたい。レース展開としては、ラスト勝負になると思っていた。ラスト300mぐらいから仕掛けて勝つことができて、想定通りのレースかなと思う。今後の目標は、都道府県駅伝や3000mの持ちタイムを上げること。冬はとにかく長い距離を積み重ねて、スピードとスタミナを両立させたい。次の大学の舞台では、インカレの1500mで活躍したい。

■女子300mH

【JAAF】

内藤香乃(北摂三田高・兵庫)
優勝 42秒61


結構前からこの大会での優勝を目標にしていたので、この結果はとても嬉しい。前半は、想定通りのレース運びだったが、後半はインターバルの歩数が多くなってしまい、自分の弱さが露呈したと思う。そして、体力面を走り込みで磨いていきたい。今後の目標としては、インターハイの400mハードルで勝つこと。記録は、可能であれば高校記録更新まで伸ばせたらと思う。ハードリングでの無駄や後半の落ち込みを減らせるように、冬季練習は追い込みたい。

■女子走幅跳

【JAAF】

佐藤琴望(園田高・兵庫)
6m14(+2.0) 大会タイ記録


今回、いつもより本数が少なかったので、一つ一つ集中して臨んだ。練習の時からいい感覚があって、自信を持って望めた。何も考えず、思い切り跳ぶことが出来たと思う。(最高記録がでた)4本目は、感覚的にも完璧で、跳んだ後も自分で「記録でたな」と感じた。自己ベストと全国優勝、同時に達成出来て嬉しい。踏み切りでスピードと力をいかに組み合わせるかを意識している。今後は、インターハイ優勝と6m50を目指していく。走力が足りてない部分があるので、磨いていきたい。

■女子ハンマー投

【フォート・キシモト】

村上来花(弘前実業高・青森)
優勝 61m40 大会新記録


昨年のこの大会では泣いて終わったが、今回は大会新を出せて笑って終われた。悔しさを晴らせた。9月は部活ができず、本格的に練習を開始したのは10月から。その期間は、何を課題にしたらいいかわからず、不安が大きかった。試合前も頭の中がまとまらなかったが、先生から自信を持てとメッセージを頂き、力になった。高校生最後の全国大会で吹っ切れた思いで臨めた。(結果について)1投目で60mいくと思わなかった。(最高記録がでた)3投目は、久しぶりに遠心力を感じた投げだった。冬季はウェイトをして、筋力を上げたい。大学入学後は、日本記録に近づけるように、そして世界大会に出場できるように努力したい。(この日で現役を引退する)今までお世話になってきた渡邊茜選手と、場所は違えど同じ日に試合に出場できてよかったなと思う。

■女子砲丸投

【フォート・キシモト】

奥山琴未(岡山商大附高・岡山)
優勝 14m11


最低でも自己ベストと考えていたが、叶わずに悔しい。練習では調子の良さを感じていたが、試合だとうまくいかなかった。突き出しなどの諸々の動きが噛み合わなかった感覚。インターハイが終わってからは、ファウルをしないことを意識してきた。これからは足腰を鍛えたい。目標としては、日本選手権で決勝に残り、表彰台を獲得したい。記録面では、15mは確実に超えて、16m投げられたらなと思う。

■女子やり投

【フォート・キシモト】

櫻井希美(済美高・岐阜)
優勝 49m11


優勝は信じられない。今まで46mを投げたことなかったので自分がびっくりしている。好調を維持したまま乗り込めた。48mを目指していたなかで、3投目でまずまず好記録が出たことから、4投目は全力で投げることが出来た。(2位の)村上選手は遠い存在で、今まで勝てないと思っていたので、嬉しい。自分の課題を見つめ直し、基礎からコツコツやってきたのが結びついたと思う。今後は、50m以上に記録を伸ばし、インターハイで優勝したい。
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