【台湾プロ野球便り】台湾の野球場でコロナ禍後初!日本の自治体による物産展が開催
【写真提供:楽天モンキーズ】
楽天モンキーズの礒江厚綺氏によると、
「日本の観光・名産品を台湾の皆さんに紹介するために、このようなイベントをかねてより定期的に行っています。
台湾人は日本に旅行に行くのが好きな人が多いですが、コロナ禍になってからはなかなか海外旅行に行くことにできずにいるんです。来場されたお客様も皆さんいろんなブースに興味を持っていただいてとてもうれしいです」
この日は、日本と台湾を結ぶ定期便を多数持つタイガーエア台湾とのコラボイベントデー。
タイガーエア台湾の客室乗務員がダンスを披露したり、スタジアムにあるタイガーエア台湾のミニ飛行機に本物のパイロットが登場したりと、この日ならでは趣向を凝らしたイベントが行われた。
タイガーエア台湾のミニ飛行機からパイロットとCAが手を振る 【写真提供:楽天モンキーズ】
各県の観光魅力、特産品のPRを実施し、どのブースも来場者でにぎわっていた。
来場者に話を聞くと「今日はにぎやかですね。今は海外旅行はいけませんが、気分だけでも日本に来れたみたいで幸せです。思えばこの数カ月こんなイベント来たことなかったですね」と語った。
特産品PRブースの様子 【写真提供:楽天モンキーズ】
特産品PRブースはどこも大盛況 【写真提供:楽天モンキーズ】
また、タイガーエア台湾董事長の陳漢銘氏にも話を聞いた。「楽天モンキーズと日本各地の自治体のおかけで、今回のイベントはスムーズに終えることができ、心より感謝申し上げます。これからも更に多くのコラボレーションができることを楽しみにしています」
再び楽天モンキーズ礒江氏。
「今後台湾と日本の間の人の往来が再開して、海外旅行の選択肢が現実的にでてきたときに、日本行こうかなそれとももうちょっと待とうかなと迷う方がいるかもしれないじゃないですか。こういったイベントをやることで、少しだけ背中を押してあげられたり、行く場所を選ぶときの参考になったりしたらうれしいですね」
スタジアム収容人数の上限が25%から50%に引き上げられた台湾プロ野球。
この日の試合は、8月にリーグ戦が再開された後では最大となる4000人超が観戦、こういった自治体などの取り組みが実を結んで台湾と日本との往来が再度活発になる日が待たれる。
文・楽天モンキーズ
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