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今季初のエル・クラシコ、迫る

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10月24日(日)の現地時間16時15分より、今季最初の「エル・クラシコ」がカンプノウで行われる。バルセロナとレアル・マドリーによる伝統の一戦はどの試合も特別な意味を持つが、今回はパンデミックの拡大による中断以降、初めて有観客で行われるという点でも特別な一戦となる。

昨季のクラシコは2試合ともレアル・マドリーが制した。昨年10月、カンプノウで行われた一戦は開始10分までにフェデ・バルベルデとアンス・ファティが1ゴールずつを奪った後、後半にセルヒオ・ラモスとルカ・モドリッチのゴールで突き放した。今年4月、エスタディオ・アルフレド・ディステファノで行われた一戦は前半にカリム・ベンゼマとトニ・クロースのゴールでリードを広げ、その後のバルセロナの猛攻をオスカル・ミンゲサの1ゴールに抑えて2ー1で逃げ切っている。

最後に有観客で行われたクラシコは2020年3月まで遡る。7万8千人超の観衆が集まったサンティアゴ・ベルナベウでの一戦は、ビニシウス・ジュニオールとマリアーノ・ディアスのゴールによりロス・ブランコスが2ー0で制した。この試合以降、レアル・マドリーは現在クラシコ3連勝中。今回勝って4連勝とすれば、1965年以来の快挙となる。

2020年3月のクラシコは終了間際にマリアーノが追加点を決め、2ー0でレアル・マドリーが制した 2020年3月のクラシコは終了間際にマリアーノが追加点を決め、2ー0でレアル・マドリーが制した (C)LaLiga

昨季のクラシコは2戦ともレアル・マドリーが勝利。今回勝てば56年ぶりの4連勝となる 昨季のクラシコは2戦ともレアル・マドリーが勝利。今回勝てば56年ぶりの4連勝となる (C)LaLiga

今回のクラシコで攻撃面の鍵を握るのはビニシウスとベンゼマ、メンフィス・デパイ、ファティの4人だろう。ビニシウスはここまで5ゴールを挙げ、カルロ・アンチェロッティ新監督の指揮下で不動の地位を確立。衰え知らずのベンゼマは8試合で9ゴールを量産している。一方、スペイン移籍1年目のデパイは加入直後からエースの重責を担い、ここまで4ゴールを記録。約1年の長期離脱を経て復帰したファティは3試合で2つの素晴らしいゴールを決めている。

今季のビニシウスは課題だったフィニッシュの精度が向上し、一皮剥けた感がある 今季のビニシウスは課題だったフィニッシュの精度が向上し、一皮剥けた感がある (C)LaLiga

デパイは加入直後からバルセロナの攻撃の中心となっている デパイは加入直後からバルセロナの攻撃の中心となっている (C)LaLiga

ファティの復活は朗報ながら、バルセロナのロナルド・クーマン監督は3人の主力選手を欠く状態で今回のクラシコを迎える。クラブとの契約を2026年まで更新したばかりのペドリは、太ももの怪我で離脱中。昨季終了後、休む間もなくEURO2020と東京五輪を戦ってきただけに、今はコンディション調整に専念すべきだろう。ロナルド・アラウホも代表戦でハムストリングを負傷。EURO2020で負傷し、オフに手術したウスマン・デンベレも練習を再開したものの、まだ実戦復帰には至っていない。

一方のレアル・マドリーも火曜のチャンピオンズリーグで足の甲を痛めたベンゼマが別メニューで調整しているが、クラシコには間に合う見込みだ。フェルラン・メンディ、エデン・アザール、ダニ・カルバハルらの復帰も間に合い、指揮官の采配に幅をもたらしている。

ファティは約1年ぶりの実戦復帰を自身のゴールで盛大に祝った ファティは約1年ぶりの実戦復帰を自身のゴールで盛大に祝った (C)LaLiga

ベンゼマは年々得点力に磨きがかかっている ベンゼマは年々得点力に磨きがかかっている (C)LaLiga

両監督の采配にも注目だ。クーマンはここまで伝統の4ー3ー3に加えて3ー5ー2、4ー2ー3ー1といったシステムを試しているが、まだベストの布陣を見い出せていない。対照的に、アンチェロッティは就任直後から4ー3ー3のシステムと攻撃的なスタイルを打ち出し、チームも多くのゴールを決めることで指揮官の決断を支持している。

2人の指揮官は多くの共通点を持っている。いずれも選手時代にヨーロッパ制覇を経験し、監督としては複数のクラブで国内リーグのタイトルを獲得してきた。現役時代には一度だけ、0ー0に終わった1990年のオランダ対イタリア戦で顔を合わせたことがある。監督としてはクーマンがアヤックス、アンチェロッティがミランを率い、02/03、03/04シーズンのチャンピオンズリーグで計4度対戦。当時はアンチェロッティの3勝1分に終わっており、クーマンは今回のクラシコでアンチェロッティに対する初勝利を目指すことになる。

暗中模索が続くクーマン監督。劣勢が予想されるクラシコでどのような采配を見せるか 暗中模索が続くクーマン監督。劣勢が予想されるクラシコでどのような采配を見せるか (C)LaLiga

アンチェロッティ監督はラ・リーガのクラシコでは1勝3敗と負け越しているが、2014年のコパデルレイ決勝ではバルセロナを2ー1で破っている アンチェロッティ監督はラ・リーガのクラシコでは1勝3敗と負け越しているが、2014年のコパデルレイ決勝ではバルセロナを2ー1で破っている (C)LaLiga

ラ・リーガ・サンタンデールで行われるクラシコは今回で183度目。バルセロナとレアル・マドリーはリーグ創設時のメンバーであり、一度も降格したことがないため、昨季まで90シーズン連続で対戦してきた。通算戦績はレアル・マドリーの75勝35分72敗。直近の3試合を制したレアル・マドリーがリードしているが、それもクラシコの長い歴史においてはわずかな差でしかない。はたして今回のクラシコではどのようなドラマが見られるのか。世界中の注目を集める一戦がもうすぐ始まる。

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