10月19日の17時45分から、メットライフドームで埼玉西武と北海道日本ハムの第23回戦が行われる。

【今季対戦成績】埼玉西武（5位）対北海道日本ハム（6位）8勝11敗3分

【埼玉西武】松坂大輔投手 今季初登板
【北海道日本ハム】生田目翼投手 19試合4勝6敗、防御率2.30（ファーム）

　埼玉西武は松坂大輔投手が引退試合のマウンドに上がる。慣れ親しんだマウンドで、背番号「18」を背負っての登板。日米通算170勝を挙げ「平成の怪物」として一時代を築いた男の最後の勇姿を見届けたい。対する北海道日本ハムは生田目翼投手が今季初登板。来季に向けていいアピールができるか。

　PayPayドームでは18時から、福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第24回戦が行われる。

【今季対戦成績】福岡ソフトバンク（4位）対千葉ロッテ（1位）10勝10敗3分

【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 11試合8勝3敗、防御率2.76
【千葉ロッテ】小島和哉投手 22試合10勝（リーグ5位タイ）3敗、防御率3.75

　福岡ソフトバンクは、千賀滉大投手がスライド登板。今季は怪我による途中離脱がありながらも、既に8勝を積み上げている。この試合でも好投し、6年連続の2桁勝利へ王手をかけられるか。首位に浮上した千葉ロッテは、勢いそのままに連勝を狙う。前日にそれぞれ先制打、勝ち越し打を放った、マーティン選手とレアード選手の助っ人コンビに注目だ。

　京セラドーム大阪では18時から、オリックスと東北楽天の第23回戦が行われる。

【今季対戦成績】オリックス（2位）対東北楽天（3位）8勝9敗5分

【オリックス】田嶋大樹投手 23試合7勝8敗、防御率3.58
【東北楽天】早川隆久投手 22試合9勝6敗、防御率3.74

　オリックスの先発・田嶋大樹投手は、直近の5試合のうち4試合で8回を投げぬくなど、安定感が光る。5試合に登板して防御率1.09と得意にしている東北楽天相手に、勝利を手繰り寄せる投球を見せることができるか。対する東北楽天は、早川隆久投手が先発する。9勝目を上げて以来、1カ月近く白星から遠ざかっているが、プロ1年目での10勝到達へ、好投に期待したい。

文・吉村穂乃香