【リーグ第11節アンデルレヒト戦】キャプテンの劇的弾で、土壇場に追いつき勝点1を獲得。

シント=トロイデンVV
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【©︎STVV】

リーグ第11節。アンデルレヒトとのホームゲームに臨んだSTVVは、直近のオーステンデ戦からスタメンを3人変更。林選手と出場停止明けのラヴァレー選手が2試合ぶり、ブルース選手が5試合ぶりに先発に戻った。ホラーバッハ監督が累積で出場停止となりスタンドから見守った一戦は、アシスタントのシュミットコーチが指揮を執った。

立ち上がりはSTVVのペースで始まる。1分、林選手の横パスからブルース選手が強烈なミドルシュート。5分、クロスのこぼれ球を繋ぎ直し、カカーチェ選手が右足でシュート。15分、ビルドアップのミスからショートカウンターを受けるも、シュミット選手が防ぐ。20分以降に、両チームに決定機が訪れる。まずはSTVV、ブルース選手のパスをフリーで受けた林選手がコントロールショットも、惜しくも枠外。21分に、サイドをラファエロフ選手に突破され、ザークツィー選手がフリーで合わせるも、ポストがクロスバーに助けられる。24分に、相手のミスを突いた林選手が抜け出し、GKと一対一を迎えるも、相手GKが足でブロック。26分、クロスのこぼれ球をラファエロフ選手がシュートもシュミット選手が好セーブ。36分、ブルース選手のグラウンダークロスにフリーで合わせたのはバウアー選手。コースを狙ったシュートは惜しくも枠を捉えられず。38分、相手CKからフーデット選手が合わせるも、シュミット選手が難なくセーブ。43分にもブルース選手のアーリークロスに原選手が強烈なヘディングシュート。STVVは、前半だけで10本以上のシュートを放つも、相手守備陣の踏ん張りもあり、得点が生まれないまま前半が終了。

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迎えた後半早々、クアメ選手をペナルティエリア内で倒してしまい、VARが介入しPKを献上。PKをラファエロフ選手に決められて、一点ビハインドに。同点を目指し積極的にゴールへ迫るSTVVは53分、林選手がエリア内で体を張りキープも、シュートは打ちきれず。続く56分、同点に追いつく。相手DFのクリアをコナテ選手がエリア外からダイレクトボレー。ボールはネットに突き刺さり、コナテ選手の今季2点目で試合は振り出しに。勢いのまま逆転弾を目指すSTVVは、61分、林選手が角度のない所から狙う。71分、テシェイラ選手がCKからヘディングで合わせるも、クロスバーに弾かれた。

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76分にコイタ選手を投入し、逆転を目指しますが、78分に再びVAR判定でPKを与えてしまい、アンデルレヒトに逆転を許してしまう。STVVは、83分に橋岡選手と伊藤選手をW投入し、ゴールを目指す。86分、コイタ選手がミドルシュート。90+1分、伊藤選手のクロスに原選手がダイビングヘッド。最後まで諦めないSTVVは、ロスタイム4分にブルース選手のFKをキャプテンのライストナー選手が胸トラップから決めて劇的な同点弾。試合を支配していただけに、勝ち切りたい試合だったが、最後の最後に追いつき貴重な勝点1を獲得。
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