【柏戦プレビュー】〜良い流れのなか、欲しいのは今季初の連勝〜

清水エスパルス
チーム・協会

【(C)S-PULSE】

2週間ぶりのリーグ戦となる。中断前に行われた試合は、福岡とのアウェイゲームだった。前半、飲水タイム後の27分に藤本憲明のシュートのこぼれ球をチアゴ サンタナが押し込んで先制。さらに、後半開始直後に西澤健太のクロスからカルリーニョス ジュニオのゴールで2点のリードを奪った。しかし、後半は相手にボールを握られる時間が長くなると、81分にはジョン マリのゴールで1点差に追いつかれてしまう。終了間際にも何度もゴールに近づかれたが、相手のシュートが枠を外れて試合終了。最後はヒヤヒヤの展開となったが、エスパルスは貴重な勝ち点3を奪った。

川崎F、鹿島、鳥栖などを破ってきた難敵の福岡を倒したことは、今のエスパルスにとってかなりの自信になっただろう。最高の形で中断に突入し、8日には今季初めて三保での練習をサポーターに公開。井林章が「応援してくれている方々を目の前に感じられて、距離感を縮める良い機会だったと感じた」と言うように、さらにチームは高いモチベーションで練習を行っている。その良い流れのなかで今節を迎えることになった。

対する柏は、残留を争う仙台と対戦。10分、仙台にスローインからボールを中央に運ばれると、そこからの縦パスを2本通してしまい富樫敬真に先制ゴールを決められてしまう。それでも後半には立て直し、チャンスを作り続けると78分だった。ボックス手前でボールを受けた神谷優太が反転から左足を振り抜くとゴール左に決まって同点。だが、後半だけでシュートを14本も放ったが得点はこの1点にとどまり、下位直接対決で勝ち点3を手にすることはできなかった。柏は3連勝のあと3試合勝利がない。

エスパルスはここまで7勝を挙げているが、勝った次の試合はいつも苦戦している。第6節アウェイの柏戦では、4分に西澤健太のコーナーキックから鈴木義宜のゴールで先制、さらに28分には右サイド原輝綺のクロスにサンタナが合わせて追加点。2点リードの後半に神谷のゴールで1点を返されるが、そのまま逃げ切って勝利している。鈴木義のゴールがJ1初ゴールだったことなど、チームとして勢いに乗りそうな要素はあったものの、その次の徳島戦では手も足も出ないまま0-3で敗れている。そうしたこともあり、今季は未だ連勝はゼロ。勝った次の試合こそ、集中して臨まなければいけない。

連勝のために、必要なことがある。それは、前節の試合後に権田修一が「今日も81分に失点してしまった。そこをゼロで終わるということは自分たちのモチベーションになる」と話していたように、今節こそ無失点で終えることだ。ここまで11試合連続で失点しているが、それはこの試合で止めたい。

試合当日は、IAIスタジアム日本平でハロウィンイベントが開催される。山室晋也社長を始めとしたエスパルススタッフも仮装する予定だ。サポーターも仮装をして試合を楽しみ、試合後は今季初の連勝で盛り上がろう!


エスパルス公式アプリ「S-PULSE APP」では、ロティーナ監督と片山瑛一選手の試合前日コメントを公開!!

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2021 明治安田J1リーグ 第32節
10月16日(土)15:00キックオフ
清水エスパルスvs柏レイソル
@IAIスタジアム日本平

<放送>
DAZN
エフエムしみず
静岡放送

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著者プロフィール

チーム名の「S-PULSE」は、「サッカー・清水・静岡」の頭文字Sと、サッカーを愛する県民、市民の胸の高鳴りとスピリットを表現するため、英語で「心臓の鼓動」を意味するPULSEを組み合わせて名付けられました。 1993年に「オリジナル10」の一つとしてJリーグ開幕を迎え、クラブの歴史がスタートしました。 こちらのサイトではチームや試合、イベントなど様々な情報をお届けいたします

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