ラ・リーガ・サンタンデール、第９節プレビュー
１０月１６日（土）２１時からは、レアル・ソシエダが首位浮上をかけてマジョルカとのホームゲームに挑む。勝ち点１７で並んでいるレアル・マドリーとアトレティコは今週末の試合が延期されているため、暫定とはいえラ・レアルにとっては順位表の頂点に立つ絶好のチャンスとなる。
続くセルタ対セビージャはヨーロッパ行きを争うべき２チームの対戦だ。セビージャは前節グラナダに０ー１で敗れ、今季初黒星を喫した。１６位と出遅れているセルタも前節エルチェに敗れて連勝が途切れており、お互い今節は仕切り直しを図る一戦となる。
日曜２１時には今週末最大の注目カード、バルセロナ対バレンシアがカンプノウで行われる。バルセロナは前節アトレティコに完敗し、９位に後退。古巣との対決となるロナルド・クーマン監督にとっては、勝利が義務付けられたプレッシャーがかかる一戦となる。バルセロナにとって明るいニュースは、今節を前に新加入のセルヒオ・アグエロが実戦復帰したこと。今週末から１００％の集客が認められたカンプノウでのデビューが期待されている。
昨季カンプノウで２ー２のドローに持ち込んだバレンシアは、その後さらにチーム力を上げてきた。またホセ・ボルダラス監督は昨季ヘタフェの監督としてバルセロナを１ー０で破っており、クーマンとしてはやりづらい相手となりそうだ。両チームの過去６度の対戦成績は２勝２分２敗で、１試合平均４.５ゴールが生まれている。今回も最後まで何が起こるか分からない激戦となりそうだ。
エスパニョールとカディスは２００６年の対戦を最後に、昨季まで毎シーズン別のカテゴリーに所属してきた。１５シーズン前の２試合は共にカディスが２ー０で勝っているが、カディスは同シーズンに降格して以降、昨季にラ・リーガ・サンタンデールへ昇格するまで長らく低迷期を過ごしてきた。当時を知るオールドファンにとっては感慨深い一戦となりそうだ。
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