人工サーフィン施設「ウェーブガーデン」が遂に日本上陸。JPFが国内独占契約、今後7年で7拠点開発
【Photo Courtesy of Wavegarden】
JPFは、競輪などの公営競技場の運営や、写真判定システム開発、サイクルスポーツの振興等を展開し、日本全国に事業所を展開する。この度、同社はウェーブガーデンから独占交渉権を取得。今後7年間で国内に最大7拠点のWAVE GARDEN COVEを開発するという。
具体的な建設予定地は明らかにされていないが、ウェーブガーデン社HPによれば北海道と九州で1つずつ、本州で5つの開発プロジェクトが進行中となっている。
【Photo Courtesy of Wavegarden】
同社が経済系メディアに掲載した内容によれば、システムの総費用は約60億円。関東圏の場合は、年間で約18万人の利用者、約20億円の売上を見込んでいるという。
面積はフルサイズのウェーブプールと付随の建物を含めると約4万平方メートルになり、ウェーブガーデンお馴染みの中央に壁を挟んだ扇形の形状になる模様。
波のサイズは、50cm〜2mの範囲で、ビギナー〜エキスパート向けまで様々なレベルの波を生成可能。1時間で最大1,000本生成でき、最大16秒の長さのライディングを楽しめるという。最大収容人数は、56人の初心者と40人の中〜上級者の計96人。
ウェーブガーデンのプールは、アジアでは既に韓国のシフン市に「Wavepark」がオープンしており、これが建設されればアジアで2番目となる。世界では現在7つの施設が完成しており、5件のプロジェクトが建設中、5大陸47件が検討段階にある。
今年8月にグランドオープンした「静波サーフスタジアム」、現在建設中の「ラ・レイエス湘南」に続く、国内での建設計画情報。続報にも要注目だ。
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