9月30日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと中日のウエスタン・リーグ公式戦、第27回戦は、4対3で福岡ソフトバンクが勝利。109試合65勝40敗4分の2位で2021シーズンを終えた。

　福岡ソフトバンク先発の高橋礼投手は、2イニングを無失点に抑えて降板。3回からは田浦文丸投手が同じく2イニングを無失点でつないだ。

　打線は5回裏、海野隆司選手の適時二塁打、真砂勇介選手の適時内野安打で2点を先制。しかし直後の6回表、3番手の泉圭輔投手が遠藤一星選手の適時打と味方の落球により3点を失い、2対3の1点ビハインドで試合は終盤へ。

　打線は7回裏に上林誠知選手の適時二塁打で同点に追い付くと、8回裏にはバレンティン選手に11号ソロが生まれ、勝ち越しに成功。1点リードで迎えた9回表は椎野新投手が無失点で締め、4対3で福岡ソフトバンクが勝利した。今季限りでの退団が決まっているバレンティン選手が、最終打席で見事な一発を放った。

　 １２３４５６７８９ 計
中 ０００００３０００ ３
ソ ００００２０１１Ｘ ４

中 高橋宏斗-近藤廉-鈴木博志-上田洸太朗-●石田健人マルク
ソ 高橋礼-田浦文丸-泉圭輔-渡邉雄大-○川原弘之-S椎野新

文・東海林諒平