セルティックFC財団に約2億3000万円の寄付金|セルティックFC

セルティックFC
チーム・協会

【©CelticFC】

セルティックFC財団が発表したニュースによると、Football For Good Fundというイベントによって過去18ヶ月間のパンデミックの間で150万ポンドという多くの寄付金が集まりました。また、財団自身もさらに25万ポンドを追加することを約束しています。

 セルティックFC財団に約2億3000万円の寄付金が寄せられました。世界中のセルティックのサポーターに集めた資金によって多くの人々が助けられた一方で、現在助けを必要とする人たちの数は、世界的なパンデミックによってさらに増えてきています。セルティックFC財団のCEOであるトニー・ハミルトン氏は、今後もさらに状況は悪化するだろうと話しています。

「多くの人々は、Covid以前はごく普通の生活を送っていましたが、その後の彼らの多くの生活は劇的に悪化しています。1年半もパンデミックが続いているのですから、終わりが見えないのではないか、もっと悪くなるのではないか、という疑問を持つ人も多いでしょう。」

「給付金が大幅にカットされ、家庭用光熱費が値上げされ、家庭にも影響が出てきます。悲観的な話ですが、多くの家庭にとってさらに苦しい状況になっていくでしょう。」

「私たちはこのキャンペーンを通して、何千人の人々を救うことができるという充実感と、助けを必要とする人の数が毎日増えていくという2つの側面を感じています。」

【©CelticFC】

 また財団のCEOは以下のように述べています。

「私たちは何万人もの人々に関わる話をしています。私たちの団体には約13,000人の個人、約82のパートナー(多くはグラスゴー、一部はロンドン、一部はエジンバラ、一部はアイルランド)、そして4,000人弱の子どもが関わっているからです。そしてこの18ヵ月間で影響を受けた家族は2万5,000世帯、年金生活者は1万6,000人弱で、特にスコットランド西部ではホームレスのコミュニティに住む人々も多くいます。従って、今回寄せられた寄付金は私たちにとっては本当に大きな金額なのです。」

 そして最後に、資金の調達に協力してくれた世界中のセルティックのサポーターたちに感謝の意を表しました。

「これらの資金は、私たちのコミュニティの中の多くの人々に変化を与えてくれています。スコットランドには42のクラブがありますが、41のクラブが何らかのアクションをしてくれていることでしょう。したがってフットボールというのは、他の社会やコミュニティと同様に、パンデミックにおける困難に対して大きな反響を呼んでいます。」

「これは地元のサポーターのみならず、国際的なセルティックのサポーターや、フットボールクラブに関わる多くの人々の功績です。」
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント