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<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

原英莉花は3位T『流れを手放した』

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)

第48回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 利府ゴルフ倶楽部(宮城県)最終日

 3位タイの原英莉花がホールアウト後、「勝てなかった〜」と、残念そうに、明るくーひとことを。久々の最終日、最終組だった。前半、西村との優勝争いは、見どころがたくさん。特に、4打差で迎えたパー5の8番が、勝敗を分けたといっても過言ではなかった。

 2オンを狙った5Wの第2打、ピン奥15ヤードのラフへ。しかし、続く58度の第3打が絶妙で、イーグルまであとひと息、ピン横20センチのナイスアプローチを披露する。「お先に」というバーディー。

 一方、西村がこのホールをボギーにしたことで、一気に2ストローク縮まった。が、好事魔多し。落とし穴が待ち構えているものだ。9、10番で風の影響もあり、連続ボギーを叩いてしまう。

 「2打差になった時、自分がバーディーを取り続ければーと思ったけど、まさかでした。特に10番の3パットはいただけない。せっかく良い流れが来たのに、手放してしまいました」と勝負の恐ろしさを言葉にした。

 とはいうものの、不振脱出のきっかけはつかんだ。今年のベストフィニッシュで終盤戦へ。「今まで、コースに立ってもイメージが湧いてこない。ゴルフが楽しくなかったけど、きょうは本当に楽しかったです」と、収穫も加える。

 そういえば、この日はこんなことも。紺と白のウエアを、スタート直前、胸にオレンジのラインが入ったものへ替えている。色が人のメンタルに与える影響についての本を、何冊も持っているそうだ。「何か違うーという気がした。冷静でいたいから最終日、紺白を着ることが多いけど、今日はガツンといきたい。それで、オレンジにした」と心情を語った。

 今回、必勝の気合は結実とはならなかったものの、次週は連覇を狙う日本女子オープン。「ディフェンディングチャンピオン。優勝を目指して頑張りたいです」と頼もしい宣言の後、「あれっ、ディフェンディングチャンピオンと、私が言って良かったのかなぁ」と大笑い。こんな、ひまわりのような明るさも、魅力だろう。捲土重来の秋ー。
(オフィシャルライター・宮脇 廣久)

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