セレッソ大阪【明治安田生命J1リーグ第30節 C大阪vs. 鹿島】公式戦13連戦のラスト。“対鹿島”の未勝利記録にピリオドを打つべく、チーム全員で挑む

セレッソ大阪
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【CEREZO OSAKA】

公式戦13連戦のラストとなる今節。セレッソ大阪は、ホームのヨドコウ桜スタジアムに鹿島アントラーズを迎え、明治安田生命J1リーグ第30節に挑む。

ミッドウィークに行われた第32節。アウェイでのサンフレッチェ広島戦は、攻守に狙いを持った戦いぶりを披露し、1-0で勝利したセレッソ。「良い立ち位置を取って、全員で共有してボールを前進させて、ゴールを奪いにいくこと。全員で連動して、同時性を持って守備をすること。素晴らしいシーンがたくさん出た中での勝利を嬉しく思います」と試合後に小菊昭雄監督も振り返ったように、リーグ戦では3試合ぶりに掴んだ勝点3という結果とともに、内容面でも収穫の大きな一戦となった。

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そうした良い流れを受けて迎える今節の鹿島戦は、攻守ともに前節の継続性を発揮しつつ、より精度にもこだわり、連勝を狙う。ポイントになるのは、鹿島の強度の高いプレスをいかに外して、安定してボールを前に運べるかといったビルドアップの部分。鹿島は前節、敗れたとは言え、川崎フロンターレに対しても果敢なプレスで主導権を奪い、王者をあと一歩まで追い詰めた。人に激しく来る守備は相馬直樹監督率いる鹿島の生命線なだけに、セレッソとしても、そこで捕まるようだと試合運びは難しくなる。小菊監督になり、日々の練習から取り組んでいる「良い立ち位置を取ってボールを動かす」重要性が一層増す一戦になるだろう。それと同時に、自分たちも前からしっかりとプレスをかけ、相手に簡単に進入を許さないことも重要。ここ数試合、最終ラインの間や背後を突かれてピンチを招くシーンも見られているだけに、そのあたりの修正はしっかりと図りたい。

【CEREZO OSAKA】

J1第24節・アビスパ福岡戦から始まった13連戦も、いよいよ今節がラスト。身体的には厳しさもあった連戦だが、様々な選手がプレーし、活躍を見せたことで、チームとしての層の厚みは確実に増し、大きな収穫も得た。監督に就任して1ヶ月で今節が9試合目となる小菊監督も、「この1ヶ月でたくさんのことを学びましたし、たくさんのことを選手からも教えてもらいました。新たな発見やたくさんの喜びがあった1ヶ月でした」と振り返る。その上で、今節に向けて、「ここ数年、なかなか勝てていない相手ですが、明日、その歴史にピリオドを打ちたい。13連戦の積み上げを試す格好の相手」と意気込みを語った。近年、J1リーグ戦では未勝利が続く相性の悪い相手だが、だからこそ、そうした相手から掴む勝利の価値は大きい。ホームに集まるサポーターとともに、チーム全員で戦い、13連戦を締めくくる一勝を目指す。
(文=小田尚史)
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