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【埼玉西武】中熊大智。支配下選手契約への希望を捨てずに 〜2021若獅子インタビュー〜

埼玉西武ライオンズ

2018年ドラフト育成3位で西武に入団した中熊大智。1年目と2年目は試合出場が少なかったものの、漠然と打席に入らず、考えることの大切さを学んだ時期だった。3年目の今年は捕手としてすでにファームで50試合以上に出場。シーズンの中盤には、配球が甘く、痛打される怖さや難しさを痛感する日々を過ごした。

背番号127を背負う中熊は、球団が育成選手と支配下選手契約を結ぶことができる8月31日までの期限「焦りしかない」と漏らしていた。6月中旬頃から思うようなプレーができていないと感じていた中熊は「打撃も守備も、結果欲しさに自分を信じて貫くことができなかったことと感じています。コーチと取り組んできた練習に自信を持って、結果が出ないからといってフォームを変えたりせず、強い気持ちで取り組んでいればまた結果が違ったのかもしれません」。そう話す中熊の目は遠くをみていた。

迎えた9月1日

「一軍で記録のない選手はプロ野球選手じゃない」と胸に刻みながら日々を過ごす。「いい結果だけでなく、打席に立ったら“1”打席という記録がつきますし、試合に出場すればその分だけ数字が入ってきます。“それすらもついていない選手はプロ野球選手とはいえない“というのが先の言葉の意味でした。そういう意味で“プロ野球選手になる”ことを目標にしたいと思っています。ヒットでチームに貢献したい気持ちはありますけど、まずはそこからなのかなと感じました」。

9月1日を迎えた中熊は「入団したときに、3年目の登録期限までに支配下選手になるという目標を達成できなかったので、すごく悔しい気持ちでしたが、この先何があるかわからないので、そこをモチベーションにしようと切り替えました。あとはやはり応援してくれている方々に喜んでもらえるように頑張りたい、という気持ちが強いです」。

最近の打撃好調については「あの日(9月1日)を境に悔いのないようにしていこう、と何か吹っ切れたものはあります。自分が一番打てていた頃のフォームを見直して、いまはそれを信じてやっています」。捕手として試合に出るのが理想だが、守備として試合に出られるのであればファーストでもいい。出場機会を得て、結果を残したい、その一心だ。

「新しい目標は“周りの方々が喜んでくれる結果を出すこと”です。試合結果もそうですが、支配下選手契約への希望を捨てずにやりきりたいと思っています。みんなが喜んでくれることが僕のエネルギーになるので」と前を向く。

秋元宏作二軍バッテリーコーチからの言葉

引き続き、育成選手として迎えた9月1日。中熊に、スタッフが励ましの声をかけてくるなかで唯一、声をかけて来なかったのが、付きっ切りで指導を受けることがある秋元宏作二軍バッテリーコーチだった。それから1週間後、秋元コーチはこう中熊に声をかけた。「気持ちは落ち着いたか?俺は(この)1年で中熊を支配下選手にするという目標を掲げているから、8月31日を過ぎたところで俺は全然諦めていないよ」。この言葉でまた強くなれた中熊。みんなのエネルギーを自らのパワーに変えて支配下選手を目指し、今日も白球を追う。

〜インタビュー後記〜

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休日の前日だけは少し夜更かししている中熊。地元の友達や大学の友達と「荒野行動」(オンラインバトルロワイヤルゲーム)をしたり、ZOOMで人狼ゲームをしているそう。地元の友達と大学時代の友達が仲良くなって輪が広がっていくのが嬉しいという。
「周りの友達にめちゃくちゃ恵まれていると思うので、そういう人たちの思いに応えるためにも頑張りたい」と締めくくりました。

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埼玉西武ライオンズに関する選手、イベント情報はもちろん、選手コラムやライオンズが取り組む活動についてもお届けいたします!週1〜2回を目途に公開いたしますのでお楽しみに!

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