弓道インカレ個人準優勝! 早大1年・山崎琴葵、10年ぶりの快挙

チーム・協会

【早大弓道部】

 学生日本一の弓引きを決める全日本学生選手権(インカレ)個人戦が行われた。インカレ個人戦には、各地区を戦い抜いた強者たちだけが本戦に出場できる。そんな精鋭集いの戦いに、早大女子弓道部からは武川衣万里(スポ3=宇部フロンティア香川)、内藤碧(商2=東京・桜修館中教校)、山崎琴葵(社1=東京・早実)の3名が出場した。

 試合は一射のミスも命取りになる射詰形式で行われ、し烈な戦いが繰り広げられた。結果惜しくも武川、内藤は入賞を逃したが、山崎は準優勝。1年生ながら初出場のインカレで、早大女子個人としては11年優勝、岩本真美氏(平24スポ卒)以来10年ぶりの2位以上入賞という快挙を果たした。

【早稲田スポーツ】記事 荻原亮、写真 早大弓道部提供

結果
▽女子個人
武川衣万里(スポ3=山口・宇部フロンティア香川) ○○○×
内藤碧(スポ2=東京・桜修館中教校)       ×
山崎琴葵(社1=東京・早実)           ○○○○××○×

賞状を持つ山崎(下段中央)と弓道部員、コーチ 【早大弓道部】

試合中の山崎 【早大弓道部】

賞状を持って喜ぶ山崎 【早大弓道部】

山崎琴葵(社1=東京・早実)コメント

――準優勝おめでとうございます。準優勝という結果を振り返っていかがですか

優勝を狙いたかったなという思いです。

――一本も外すことのできない試合形式でしたが、緊張感はありましたか

最初の一本目はすごく緊張しました。

――二本目以降はいかがでしたか

一本目が当たったことで少し緊張が和らいだのですが、ずっと緊張はしていました。

――四射目からは八寸的でしたが、何か意識を変えたことはありましたか

いつも通りに自分のできることをやろうとして弓を引きました。結果として当たったので、良かったなと思います。

――早大弓道部に入学して半年近くが経ちました。部には慣れましたか

慣れたと思います。

――入学前早大弓道部にどのような印象を持っていましたか

高校と比べて大学の部活ということで、より一層気を引き締めて真剣にやろうと思いました。

――普段どのような練習に力を入れていますか

どれも大事だと思うのですけど、試合と同じ形式で行う立の練習が一番緊張感を持ってやっています。

――今後の目標はありますか

準優勝したときも自分の中では完璧ではないので、まずは東京都学生連盟リーグ戦(リーグ戦)に向けて自分の癖だったり、悪いところを直して来年こそは優勝をとりたいと思います。

――リーグ戦への意気込みをお願いします

最初の一本を引き切って、二十射当てられるように頑張ります。
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著者プロフィール

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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