アイルランド出身DFリアム・スケールズを獲得|セルティックFC

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【©CelticFC】

アイルランド出身のリアム・スケールズにとって夢のようなステップアップ

 移籍市場最終日での加入が決まったリアム・スケールズ。レノックスタウンの練習場を目の当たりにして、彼はいまだこの状況が信じられないという。

リアム・スケールズ:
「アイルランドの少年にとってセルティックは夢のような話ですよ。アイルランドの12歳か13歳の少年たちに『どこプレーしたいか』と聞かれたら、誰でもセルティックを選ぶくらいのトップクラブです。例え他のチームのファンであってもね。もちろん、アイルランドとの繋がりがあるクラブですし、セルティックのサポーターである友人や家族もいますので、本当に誇らしい瞬間です。」

「16歳くらいまでは地元のアークロウ・タウンでプレーしていましたが、その後UCDに移りました。UCDではコリー・オニール監督の下で3年間プレーし、彼は私にとって素晴らしい存在でした。その後シャムロック・ローヴァーズに移籍したんです。ローヴァーズでは信じられないような18カ月でした。リーグ優勝しましたし、個人的にも大きく成長しました。」

「セルティックの施設、練習場、サポーター…全てに驚いています。遂にここまで来たんだなと感じましたよ。ここでプレーするのが楽しみです。もちろん、新しい監督とたくさんの新しい選手が加わって、セルティックにとって素晴らしい時期になっているので、その一員になれることを嬉しく思っています。大事なシーズンなので、早くチームに合流したいです。」

「長年にわたり、様々なポジションでプレーしてきました。若い頃は左サイドハーフを務め、徐々に後ろに下がっていましたね。UCDでは主にセンターバックとしてプレーしていましたが、左サイドバックも少しやっていましたし、ローヴァーズでの最初のシーズンはセンターバックをやっていました。今シーズンは他選手の怪我の影響で左サイドバックをしていましたが、とてもうまくいきましたよ。センターバック、左ウイングバック、左サイドバックの3つのポジションのどこでもプレーできるので、自分がプレーできていれば満足です。」

新天地での活躍を誓うリアム・スケールズ 【©CelticFC】

 アンジェ・ポステコグルー監督の導入するサッカースタイルの下、スケールズはさらに力を発揮できるだろう。23歳のDFはこう語っている。

リアム・スケールズ:
「インテンシティが高く、センターバックが中盤まで入ってくることで高いポゼッション率をキープできるサッカースタイルです。このシステムに慣れるには時間がかかると思いますが、今はすでに取り組んでいますし、試合も見ています。シャムロック・ローヴァーズと似たようなポゼッションベースのチームなので、自分には経験があり、すぐになじむことができると思っていますよ。」

「大きなステップアップであることは自分でもわかっていますし、そのためには自分の力を発揮しなければならないこともわかっていますが、準備は万端です。ここにいられること、そしてこのレベルで自分の価値を証明できる機会にとてもうれしく思っています。」

「セルティックは巨大で、大きなファンベースがあり、かつ故郷のアイルランドにも多くのファンがいるクラブです。家族に誇りを持ってもらい、良い結果を出したいと思っています。」

 最後に彼は、故郷のアイルランドでここまで導いてくれた人々に感謝したいと考えている。

リアム・スケールズ:
「UCDのコリー監督は、若い選手だった僕に大きな信頼を寄せてくれました。UCDでは多くの試合に出場し、多くの若い選手が経験できないシニアの試合にも出場しました。また、シャムロック・ローヴァーズのスティーブン・ブラッドリー監督をはじめ、グレン・クローニン、スティーブン・マクフェイルなど、選手としてだけでなく、人としても成長させてくれた恩人たちに改めて感謝したいです。」
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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