１９７４年以来となるリーグ１位でのリーグ優勝を目指す千葉ロッテマリーンズがスローガン通りの野球で４連勝した、８月２９日、仙台での東北楽天ゴールデンイーグルス戦。八回まで０対０の緊迫試合の中、九回二死二、三塁から田村が左前打。試合を決めた。貴重な一打で貯金は今季最多の７に。楽天戦は６連勝でロード８戦を６勝１敗１分けで千葉に戻る。

　井口資仁監督も「田村がいい集中力で決めてくれた。この楽天３連戦は大事だと思っていたので、この勝ちは大きい。こういう試合をしていけば、おのずと上は見えてくる」と興奮気味に語った。

　首位のオリックスバファローズも勝ったためゲーム差は２・５ゲームのままだが、マリーンズの勢いは止まるところをしらない。はっきりとＶロードが見えてきた。１９７４年以来のリーグ１位でのリーグ優勝。今季９７試合目を終えて、しっかりと大目標を捉えようとしている。残り４６試合、栄光のゴールを駆け抜けるまで「この１点を、つかみ取る。」のスローガン通りの野球を展開する。その先に最高の未来が待っている。みんなで分かち合おう優勝の瞬間を。劇的なフィナーレをp。