ホーム・コルトレイク戦から中6日。STVVはリーグ第6節サークル・ブルージュ戦に挑む。

リーグ戦の前節、STVVはコルトレイクとのホームゲームに臨むも、開始早々と後半ロスタイムに失点を喫し、0-2で敗戦。15分には、松原選手のクロスを橋岡選手がダイレクトで合わせて、同点ゴール。かと思いきや、VARでオフサイドと判定され、ゴールは取り消しに。攻撃時に、日本人両WBを中心に幅を使って攻め込むも、ゴールは奪えずにタイムアップ。コルトレイク戦後、松原選手は、「もっと集中して試合に入らないといけない、チャンスを複数作れるわけではないので、（開始早々に失点し）本当にもったいない」と話した。リーグ戦は3連敗と、そうした状況を打破すべく、今節はアウェーで勝ち点の獲得が必須。新加入の林選手と原選手がチームに合流し前線のオプションが増えた今節も、チーム全体で立ち向かっていきたい。

サークル・ブルージュは、今回の移籍市場で獲得した5選手が前節にスタメン出場も、2-1とアウェーで昇格組に敗戦。しかし、新加入のルビオ選手は4試合出場で2ゴールを決めすでにチームにフィットしている。左サイドのカットインからのシュートを得意とするルビオ選手には特に気を付けたい。STVVとしては、前節24本のシュートを放ちながら得点を奪えなかっただけに、相手の守備をどうこじ開けて行くのかはこの試合のポイント。今週のトレーニングから伊藤選手が復帰し、軽快な動きをみせており、ドリブルから攻撃にアクセントを加えたいところだ。加入が発表されていた林選手と原選手も、労働許可書が発行され、今節から出場が可能になった。前線のポジション争いが激しくなる中、素早いボール回しで相手を揺さぶり、3バックの脇やウィングバックの背後を突き、チャンスメイクしたい。

今節、STVVは勝てなければ、開幕戦以来のリーグ戦5試合連続未勝利となる。代表ウィークに突入する前に、アウェーで勝ち点3を掴み取り、中断明けから反転攻勢をかけていきたい。

【橋岡大樹選手】
ーーコルトレイク戦の敗戦を振り返ってみて
早い時間に失点してしまったのは大きく試合の流れをかえました。今後はそうならないように集中して試合に入ることが大切だと思います。

ーーリーグ戦では勝てない試合が続いています。現状をどう捉えていますか？
チームとして失点を少なくする事が今は大切なこと。失点しなければ試合に負けることはないので。

ーー自身の特長が出せる試合も増えてきた中で、ベルギーリーグで戦う上で、向上していきたいところは？
一対一の強さはベルギーでもっともっと成長していきたいと感じています。

ーー今節サークル・ブルージュ戦で重要なのはどのあたりでしょうか？
守備を固く、試合の入りに集中してクロスの回数を増やすこと。