21-22シーズンプレミアリーグ開幕節、アストン・ヴィラは昇格組のワトフォードと対戦。チームの大黒柱だったグリーリッシュがイギリス史上最高額でクラブを去り、エースが抜けた穴をどのように埋めるのかが注目された。

　前半10分、自陣左サイドを突破されたアストン・ヴィラはグラウンダーのクロスを浴びる。中で待ち構えていた相手FWデニスのシュートをコンサがブロックするも、こぼれ球を再びデニス。試合序盤で苦しいゲームを強いられる事となる。

　縦に速い相手に手を焼くアストン・ヴィラは42分も追加点を許し0-2。嫌な流れで前半を終える。
　
　挽回したいアウェイのアストン・ヴィラだったが67分、途中出場のクチョ・エルナンデスにスーパーゴールを決められ3点ビハインドに。それでもその3分後、負けじと1点を返したのは副キャプテンのマッギンだった。新加入レオン・ベイリーの左サイドからのクロスをペナルティエリア付近でダイレクトシュート。アストン・ヴィラの今季初ゴールとなる。

　アディショナルタイムにも、B・トラオレが得たPKをこちらも新加入のイングスが成功させ1点差に詰め寄るも、ここでタイムアップ。終盤の猛攻実らず、21-22シーズンは黒星スタートとなった。

出場選手：マルティネス、キャッシュ、コンサ、ミングス、ターゲット(J・ラムジー 46)、マッギン、ナカンバ、エル・ガジ(エル・ガジ 60)、ブエンディア(B・トラオレ 72)、Ａ・ヤング、イングス

ゴール
1-0 ワトフォード：デニス 10分
2-0 ワトフォード：サール 42分
3-0 ワトフォード：クチョ・エルナンデス 67分
3-1 アストン・ヴィラ：マッギン 70分
3-2 アストン・ヴィラ：イングス 90+7分(PK)