【東京オリンピック】田中希実、1500mで3分台!日本記録を更新し決勝へ進出!〜6日目イブニングセッション 選手コメント〜

日本陸上競技連盟
チーム・協会

【フォート・キシモト】

8月4日(水)陸上競技6日目のイブニングセッションは午後18時30分より男子十種競技 走高跳からスタート。日本からは19:00から行われた女子1500m準決勝に田中希実選手(豊田織機TC)が出場、日本記録を更新し決勝に進出をしました。田中選手競技終了後のコメントをご紹介いたします。

【フォート・キシモト】

◎田中希実(豊田織機TC)
女子1500m 準決勝1組 5着 3分59秒19 =日本新記録、決勝進出

4分を切らないと決勝は難しいと思っていた。自分が4分を切ることができるかどうかは別として、今の自分の全力をぶつけようと思った。その結果、理想通りのタイムで決勝に進むことができた。すごく嬉しい。
5000(m)や1500(m)の予選のときと違って、プラスアルファの(進出条件の)人数が2人しかいないので、それを狙うのではなく、とにかく着順を――このレベルだと着順を狙うことでタイムもついてくると思ったので――狙った。その両方を、しっかり果たすことができてよかった。
(自分でつくったレースだった、との投げかけに)最初の100mを、皆さん、結構ダッシュされていたが、1レーンが空いていたことが自分にとってはよくて、そこでスッと(前に)出ることができ、そのまま行ききったほうが自分のリズムを殺さなくて済むと思った。1周目は今まで入ったことのないようなペースだったが、そこまできつくなかったので、「これは日本記録も、もう1回更新できるし、4分(切り)も狙える」と思い、気持ちを乗せながら走ることができた。
決勝は、毎回、スローな展開になることが多い。そのスローな展開で、どれだけラスト1周を行くことができるか。例えば、先日の5000mでも優勝者は57秒くらいでラスト1周を上がっていた。5000mのラストでさえもそれなので…。(決勝では)ラスト1周にしっかりこだわって走りたい。


◆田中希実選手からのメッセージ
文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォート・キシモト

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