【サーフィン】五輪米代表ジョン・ジョン・フローレンスが2021年シーズンの残り2戦を辞退

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【© WSL/Miers】

東京オリンピックサーフィン競技出場のために手術までして万全の体制を整えたジョン・ジョン・フローレンスだったが、やはり手術した左膝は完全に治っていなく、8月10日からメキシコで開催されるCT第7戦と9月にタヒチで開催される最終戦を辞退すると発表した。

「メキシコとタヒチで開催される次の2つのWSLイベントの出場を辞退することにした。本当に難しい決断だったけど、膝の手術から100%治ったわけではないし、今後の健康と目標のために正しいことをしたいと思っている。東京オリンピックでサーフィンをする機会は一生に一度のことだし、リスクを冒してもいいと思っていた。しかし、今年の残りの期間を考慮し、医療チームと話し合った結果、今後60日間は理学療法を続けることが最善の方法だと考えたんだ。長期的に見て、競技やサーフィンを妨げるものが何もないことを確認したい。冬のパイプマスターズは準備万端で臨みたいと思っているよ。タイトルレースに残っている皆さん、頑張って!今年はエキサイティングな年末になりそうだよ。応援ありがとう!」

ジョン・ジョンは自身のInstagramでこのように説明している。

今回の左膝の負傷は今シーズンのマーガレットリバー戦のRound of 16のヒート中まで遡る。
5月には手術を行い、7月の東京五輪の間に合わせるようにリハビリを行っていたのだ。

しかし、東京五輪では敗者復活戦のR2行きを強いられ、R3では同じアメリカ代表のコロへ・アンディーノに敗れて早々と姿を消してしまった。
大会期間中に膝に違和感を感じたのか、すでにこの時点で残りのCTを辞退することを考えていたそうだ。

「自分が受けた手術は回復ではなく修復だった。五輪のような大会の出場は可能だったけど、非常にパワフルなメキシコやタヒチのような波にはリスクが高い。もし、膝の状態が90%であってもね」

ジョン・ジョンは2022年シーズンの復帰を目指してリハビリに移る。
3度目のワールドタイトルを獲得するために完璧な身体に戻すのが彼の一番の目標だ。

東京五輪ではコロへとR3で対戦して敗退したジョン・ジョン 【THE SURF NEWS/Yasuma Miura】

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