クーマンの秘蔵っ子、デパイにまつわる5つのトピック

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【(C)FC Barcelona】

7月23日、バルセロナに加入したメンフィス・デパイのプレゼンテーションがカンプノウで行われた。6月末にオリンピック・リヨンとの契約を終えた27歳のアタッカーは、新たにバルセロナと2023年までの契約を結んでいる。

リヨンでプレーした4シーズンで76ゴール55アシストを積み上げてきた彼にとっても、バルセロナで先発の座を確保することは簡単ではないはずだ。それでもブラウグラナの選手として初めて会見に臨んだ彼は、新天地で大きな成功を掴み取ろうとする野心を隠そうとしなかった。

今回はそんな強気のオランダ代表FWにまつわる5つのトピックを紹介する。

【(C)FC Barcelona】

クーマンの秘蔵っ子

4つのコンペティション全てでタイトル獲得を目指すバルセロナのロナルド・クーマン監督は、攻撃陣の質を高める即戦力としてデパイに大きな期待を寄せている。一方、クーマンが監督を務めたオランダ代表で18試合に出場し、11ゴール12アシストを記録しているデパイもまた、再びクーマンの指揮下でプレーできることを手放しで喜んでいる。

初ゴール記念のタトゥー

デパイがオランダ代表で初ゴールを決めたのは2014年、ワールドカップのグループリーグでオーストラリアに3ー2で競り勝った一戦だった。彼はこの試合の思い出を刻み込むべく、リオデジャネイロの象徴であるコルコバードのキリスト像と2014年6月18日の日付をタトゥーに彫り込んだ。なお彼は他に50ものタトゥーを入れており、背中には大きなライオン、胸には羽が描かれている。

「メンフィス」へのこだわり

彼はこれまで常にファミリーネームの「デパイ」ではなく、ファーストネーム「メンフィス」をユニフォームの背中に入れてきた。その理由は彼が4歳の時に家を出て行った父親との複雑な関係にあるという。2015年にBBCのインタビューを受けた際、彼は「それも自分の人生の一部。フットボールとは関係ない。自分の人生はピッチの外にも広がっているからね」と話していた。

ミュージシャンとしても成功

フットボールに加え、デパイは音楽の分野でも成功を収めている。オランダ代表のチームメート、クインシー・プロメスと共演した2017年の「LA Vibes feat. Quincy Promes」を皮切りに、これまで「Broederliefde」「Winne」「 Nana Fofie」といったオランダの著名なアーティストとのコラボ作品を発表している。

ロリ・ハーヴェイと破局

デパイは2017年にアメリカの有名なコメディアン、スティーヴ・ハーヴェイの娘ロリ・ハーヴェイと婚約した。当時ハーヴェイは「あいつはいい奴だ」とツイッターで娘の恋人についてつぶやいていたが、その後2人は破局している。

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