セレッソ大阪【J1リーグ第23節 鳥栖vs.C大阪】2試合連続で2点差を跳ね返してのドロー。9連戦のラスト、総力を結集させて勝点1を獲得
【CEREZO OSAKA】
前半で2失点を喫した前節の反省を受け、試合の入りは今節のポイントの一つだったが、1分と経たない内に失点。両サイドを崩され、あっけなく先制を許した。
すると、鳥栖の勢いに飲まれる形で8分にも2失点目。苦しい展開を余儀なくされた。14分にもピンチを招いたが、ここは西尾隆矢が体を張って守ると、18分に1点を返す。
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ここから試合は両チームが攻め合うオープンな展開に。74分、75分と立て続けに坂元がドリブルからシュートを放てば、76分には鳥栖のシュートがポストに当たる場面も。80分、原川のCKから加藤がダイレクトで放ったシュートはゴールラインギリギリでGKに止められた。一進一退の攻防が繰り広げられた中、次の1点はセレッソに入る。高木のパスを受けた坂元が果敢なドリブル突破からPKを獲得。
これを自身で決めて、87分、セレッソが同点に追いついた。
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6分間のアディショナルタイムを含め、最後まで両チームがゴールに迫ったが、勝ち越しの1点は生まれずタイムアップ。前節から中2日。ACLを含めると9連戦のラストとなったセレッソは、試合終了と同時に何人もの選手がピッチへ倒れ込んだ。前半だけで3失点する展開を、交代枠5人を使って盛り返したセレッソが、前節に続いて貴重な勝点1を獲得。このあとは来月4日に行われる天皇杯3回戦まで公式戦は休み。チームの総合力が高まった7月の成果を、8月の戦いで結果へとつなげていきたい。
(文=小田尚史)
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