【UFC】ミーシャ・テイトが復帰戦でTKO勝利、レノーはオクタゴンに別れ

UFC
チーム・協会

【Jeff Bottari/Zuffa LLC】

日本時間7月18日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス31が開催され、セミメインイベントで実現したマリオン・レノーとミーシャ・テイトの女子バンタム級マッチは、序盤からプレッシャーをかけていったテイトが3ラウンドでレノーを沈め、約5年ぶりの復帰戦でTKO勝利を飾った。

【セミメインイベント】
女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
マリオン・レノー vs. ミーシャ・テイト
3ラウンド(1分53秒)TKO

ミーシャ・テイト

「すごく最高! 夢がかなった感じ。引退したときは本気でそう思っていたし、ここに来てまた気持ちよく戦えるとは思っていなかった。だから引退したの。でも、今日はこれまでになく感触が良かった。信じられない。最高ね。オクタゴンの扉が閉まったとき、そこにいるのは私だけ。そこに行くまでは観客とか、そういういろいろがあると最高だけどね。母と父が来てくれていたから本当にうれしかった。チームメイトの数名と、UFCファイター仲間、マネジャー、チーム、私にとって大切な人たちが来てくれている。青色のウエアを選んだのは娘の好きな色だから。心の中には家族のみんなも連れてきていたつもりよ。大切なみんながそこにいた。彼女はすべてを出し切ったと思うわ。彼女が望んでいた試合になったと思う。彼女は自分が望んだ場所に立ち、今回が自分にとってはスーパーボウルなんだと思っていただろうし、オクタゴンにすべてを託したいと挑んだ試合だったと思う。私は今回の試合を見直して、そこから学び、前に進んでいくわ。マリオンの大ファンなの。彼女は女性として、それから1人の人間として、インスピレーションをもらっている。彼女は教師で、母で、コミュニティに貢献している。私にとって最高のツールとスキルセットをもたらすには素敵なダンスパートナーが必要なのよ。彼女が今回の試合を引き受けてくれたこと、ベストな準備をしてくれたことに感謝している。戻って見てみるのが楽しみね。試合をしていたからこそ、どういう風だったかを見てみたい。家に戻って試合を見て学ぶのが楽しみ。5年ぶりの試合で、女子バンタム級史上最多勝利を更新したわ。わお、なんてこと。最高よね。でも、さっきも言ったけれど、まだ始まったばかり。ベストはまだこれからよ」

【Jeff Bottari/Zuffa LLC】

ライト級マッチ 5分3ラウンド
●ジェレミー・スティーブンス vs. マテウス・ガムロット○
1ラウンド(1分05秒)サブミッション(キムラ)

マテウス・ガムロット

「気持ち良い1勝になったね。これがファイターのあるべき姿だと思う。次が誰であろうと準備はできている。作戦通りの試合ができたと思うし、相手の得意な試合作りをさせないよう戦うことができた。作戦はいたってシンプルで、テイクダウンからのサブミッションが狙いだった。世界最強の称号を目指して今後も戦っていきたいし、ランキング15位以内のファイターなら誰とでも試合できる自信がある。少し家族と時間を過ごしてすぐにまたオクタゴンに戻って来たい」

【Jeff Bottari/Zuffa LLC】

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○ホドルフォ・ヴィエラ vs. ダスティン・シュトルツフス●
3ラウンド(1分54秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)

ホドルフォ・ヴィエラ

「本当にうれしい。まだ実感がわかないけど、勝ったことよりも、打ち合いになることへの恐怖心を克服できたことが大きい。うまくいってうれしい。自分の力を試せたし、たくさんのパンチを吸収し、意識して落ち着いていけたから、相手にも打撃を食らわせられた。タイミングを見計らって自分の得意な柔術でも攻めていけた。相手はきっと俺のジャブにびっくりしただろうね。第1ラウンドも第2ラウンドもずっと俺が打ち合うとは思っていなかったはず。俺もそう思っていた。自分と戦う相手はみんな、こっちがテイクダウンすると思っている。これまでの試合でもそうだったからね。でも、トレーニングでは自身を持って取り組めたし、今回の試合でうまくそれを見せられた。まだまだUFCでは未熟だと思っている。成長はしているけど、まだ努力が必要だし、自信をつけないといけない。自分はとても献身的なアスリートだと思っている。トレーニングが大好きで、毎日、あらゆる面で進化しようとしている。このスポーツでもっと成長していくために、自分のすべてを捧げたい。自分にとっては柔術が本当に大切。一番得意だ。そのおかげでUFCにたどり着いたんだから、本当に感謝しているし、大好きだ。俺にとって柔術は今でも、世界で最も効率的な格闘技だと思っている。立ち技で自分を試し、適切なタイミングでダウンを奪い、自分は消耗せずに最初のチャンスで相手を仕留めることができたのは最高だった。このためにトレーニングしてきたからね。それができたってことだ。今年中にもう1試合したい。家に帰ったら、チームやマネジャーと話し合ってどうするか決めるけど、年内にもう1試合やりたいと思っている」

【Jeff Bottari/Zuffa LLC】

フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●ガブリエル・ベニテス vs. ビリー・クアランティーロ○
3ラウンド(3分40秒)TKO

ビリー・クアランティーロ

「前戦で負けてからの7カ月間は本当に長かった。いろいろな疑問が頭をよぎったね。その分、今日はこれ以上ない試合結果を残すことができたと思う。試合の早い段階でテイクダウンを決められたし、何発か強烈なパンチも決められた。相手がタフだったこともあるが、すごく濃い内容の試合になったね。最後の最後までフィニッシュを決められなかったのは相手が相当タフだったからだ。相手にとってはこれがUFCの10試合目、俺にとってはUFCの5試合目。俺の実力を証明するに適切な相手だったと思う。相手はレスリングに特化しているファイターだったね。だからこそ、しっかり打撃を混ぜながら攻め立てるのが重要だと思っていた。チャールズ・ローザと次は試合したいね。ヤツのコーチ陣は知り合いだし、マネジメントも実は俺と同じ会社だ。ローザが特に嫌いだからとかではない。ただただ良い相手になると思ったから試合を申し込んだまでだ。またここUFC APEXで試合したいね」
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