デポルティーボ・アラベスが原大智の加入発表会見を行った。キャリア初の欧州トップリーグに挑む原は、ビトリアを拠点とする同クラブと2年契約を締結した。

1999年5月5日、東京都日野市で生まれた原は、FC東京の下部組織で育成年代を過ごし、昨季はクロアチアのNKイストラで18試合に出場し、8ゴールを記録した。

すでにアラベス率いるハビ・カジェハ監督のトレーニングに参加している原は、 「このような素晴らしい環境やチームで練習できていることを光栄に思います」と、“ババソーロ”（アラベスの愛称）でプレーできるチャンスに非常に満足している。

自身のプレースタイルについては「ゴールを奪う感覚と、背は大きいですけど機敏に動くことが僕の特長だと思っています」と説明した。

まだスペイン語を話せないが、できるだけ早く新天地でその文化と言語になじめるように最善を尽くす、と意気込みを語った。

「言葉、言語という部分で早く習得することがチームメイトとのコミュニケーションになると思いますし、最初はそこが伴わなくても自分のプレーでカバーできるようにしていきたいと思います」