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6月15日の組み合わせ抽選会は、動画配信サイトでライブ中継された。

【週刊グランドスラム100】一回戦は有観客で開催!! 第46回社会人野球日本選手権大会の組み合わせが決まる

公益財団法人 日本野球連盟

 2年ぶりの開催となる第46回社会人野球日本選手権大会の組み合わせ抽選会が、6月15日に大阪市内で実施され、出場32チームの対戦カードが以下のように決まった。

第46回社会人野球日本選手権大会組み合わせ 第46回社会人野球日本選手権大会組み合わせ ©JABA

 抽選会の模様は動画配信サイトでライブ中継され、24時間に8000人強が視聴している。現在も、アーカイブ視聴が可能である。
 今大会の注目ポイントは、一回戦がほっともっとフィールド神戸で行なわれることだ。同球場がグリーンスタジアム神戸の名称だった1990年、大阪球場に代わって日本選手権の会場となり、現在の京セラドーム大阪に移る前の1996年まで7年間にわたって熱戦が繰り広げられた。屋外だけに秋風が心地よく、夕景が何とも言えない美しさだったのを覚えている。
 その後、社会人の主要な公式戦は都市対抗が東京ドーム、日本選手権が京セラドーム大阪、クラブ選手権がメットライフドームとすべて屋内球場に。雨天などによる日程変更のリスクがないことはファンに好評だが、野球は太陽の下でという意見も根強いだけに、ほっともっとフィールド神戸ではどんな試合が観られるか楽しみだ。また、同球場は2000年から内野も天然芝になっており、普段とは異なる環境に選手たちがどう対応するかにも注目したい。
 さて、一回戦16試合はなかなか興味深い対戦ばかりだが、その中から特に注目したいカードをA〜Dのゾーンごとに挙げてみる。

A〜Dゾーンの注目カードはこれだ

 Aゾーンは、何と言ってもヤマハとNTT東日本の開幕戦だ。今季のヤマハは静岡大会で準優勝、岡山大会ではベスト4に進出し、東北大会を18大会ぶりに制した。準決勝で2年目の清水 蓮が2安打完封勝利を挙げると、決勝では16安打12点で8回コールド勝ちを収めた。投打ともにバランスがよく、若手の台頭でチームが活性化している。一方のNTT東日本は、東北大会決勝でヤマハに敗れたものの、昨年の都市対抗で準優勝。岡山大会では4強入りするなど、チーム力はトップクラスだ。頂点に駆け上がる力を備えたチーム同士の激突は、どんな展開になるか目が離せない。
 Bゾーンからは、日本通運と王子の対戦をピックアップしたい。日本通運は日立市長杯大会優勝、王子は京都大会準優勝とチーム力が安定しており、なおかつ攻守にわたって選手たちの意思がしっかり統一されている。それが、守りではポジショニングやプレーの選択、攻撃面では粘り強さに生かされるゆえ、白星を手にできるパターンが多様だ。どちらがどんな試合運びで勝利を挙げるか、まったく予想できない好カードと言っていい。
 近畿勢が続けて登場するCゾーンでは、日本新薬と三菱自動車倉敷オーシャンズにフォーカスする。ここ数年、全国の舞台でコンスタントに上位進出を果たしてきた日本新薬だが、今季は3月の東京スポニチ大会でリーグ戦に3連敗し、京都、東北大会でも準決勝に勝ち進めなかった。それでも、近畿最終予選は僅差の勝負をものにしているだけに、廣畑敦也を中心に駒が揃う三菱自動車倉敷オーシャンズの投手陣をどう攻略するか。また、三菱自動車倉敷オーシャンズの打線も、西川大地、小松貴志ら日本新薬の実力派投手たちから何点を奪えるか。ともに投手力の高いチームの攻撃がポイントになりそうだ。
 そして、Dゾーンでは2年越しの大会連覇に挑む大阪ガスが登場。静岡大会ベスト4で、東海最終予選でも第一代表を勝ち取った日本製鉄東海REXと対戦する。左腕の田中誠也に、マウンド度胸のいい19歳の河野 佳、パンチ力を秘めた清水聖也や末包昇大と、ヤングパワーが台頭してきた大阪ガスは、先制点を奪うなど試合の主導権を握れば、着実にトーナメントを勝ち上がる力を備えている。怖いのは対戦相手の勢いなのだが、その勢いに最も乗っているのが日本製鉄東海REXだから面白い。両チームの若手が、日本一を目指す緊張感の中でどういうパフォーマンスをするのか必見だ。
 今季も無観客の公式戦が多かった社会人野球だが、一回戦は有観客での実施が決まっている。万全の感染対策で、ほっともっとフィールド神戸に足を運んでいただきたい。
(文=横尾弘一)

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1949年に設立した社会人野球を統轄する(公財)日本野球連盟の公式アカウントです。全国の企業、クラブチームが所属し、中学硬式や女子野球の団体も加盟しています。1993年から刊行している社会人野球オフィシャル・ガイド『グランドスラム』の編集部と連携し、都市対抗野球大会をはじめ、社会人野球の魅力や様々な情報を、毎週金曜日に更新する『週刊グランドスラム』などでお届けします。

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