6月12日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた楽天と巨人のイースタン・リーグ公式戦、第10回戦は5対1で楽天が快勝した。

　1点を追う楽天は4回裏、山崎剛選手と山崎真彰選手の連打、渡邊佳明選手の犠打でチャンスをつくり、カスティーヨ選手の2点適時打ですぐさま逆転。続く5回裏、山崎真選手と渡邊佳選手の適時打など1死から5連打で3得点を挙げ、巨人先発・井納翔一投手をKOした。

　楽天先発・釜田佳直投手は要所を締めるピッチング。失点は4回表に許した菊田拡和選手の先制打のみに抑え、試合後半もテンポは落とさず。4点リードのまま迎えた9回表、先頭に安打を打たれてしまったが、後続を併殺に打ち取ると、最後は秋広優人選手を見逃し三振に仕留めゲームセット。

　4勝目を完投で飾った釜田投手は7安打1奪三振4四球1失点の力投。13安打放った打線は山崎剛選手と藤田一也選手が2安打、山崎真選手も2安打2打点と好調を維持している。

　 １２３４５６７８９ 計
巨 ０００１０００００ １
楽 ０００２３０００Ｘ ５

巨 ●井納翔一-古川侑利-沼田翔平-伊藤優輔
楽 ○釜田佳直　

文・菊地綾子