サッカーをきっかけに、米づくりを学ぶ。ツエーゲン金沢がJA松任と手を組んだ。

ツエーゲン金沢
チーム・協会

【©︎zweigen kanazawa】

5月某日、ユニフォーム姿の子どもや家族が田んぼに集まった。

JA松任営農部の東方氏による、お米ができるまでの工程やお米の品種など説明があり、
年々、お米の消費量が減少していることにも触れられ、「お米は脳(脳細胞の成長を助ける役目)・腎臓(腎疾患の予防)・肝臓(動脈硬化症などのリスク軽減)・腸(腸内環境の整える役割)・欲(動物性脂肪摂取の欲求抑制)に働きかけ、健康づくりのためにとても重要な役割を果たしています。なので、ぜひお米をたくさん食べてほしいです」

JA松任営農部の東方氏による食育講座の様子 【©︎zweigen kanazawa】

食育講座が終わると、全員で田んぼへ移動!いよいよ田植えです。

田んぼに足を踏み入れてみて、独特の感触に、参加者の皆さまからは「うわー!」「キャー!」という声があがりました。

転ばないように気をつけながら、目印をたよりに苗を手植えしていきました。
手植え後は、田植え機の乗車体験も実施。農家の方の指導の下、実際に運転体験を行い、参加者の皆さんは初めての体験に自然と笑顔に。

田植え機 【©︎zweigen kanazawa】

Jリーグクラブが取り組み「ホームタウン活動」

Jリーグの理念の1つに「豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与」というものがあり、注目したいのが、「サッカー文化」ではなく、「スポーツ文化」であるということ。
これは、Jリーグはサッカーだけではなく、日本のスポーツ全体を振興し、1つの文化を創り上げるという想いが込められています。

クラブでは県内の幼稚園や保育園で実施しているキッズキャラバンや小中学校で実施する職業講和なども行っており、こういった活動をきっかけにスポーツの多様な側面に触れ、サッカーに限らずスポーツ文化全体の発展に寄与していくことが私たちが地域に存在する意義だと考えています。

こう話してくれたのは、ツエーゲン金沢のホームタウン推進室長を務める灰田さち氏。

■ホームタウン活動とは
地域に愛されるクラブとなるために、Jクラブはホームタウンの人々と心を通わせるためのさまざまな活動を実践しています。
Jリーグでは、ホームタウン会議などを通じて、各クラブのホームタウン活動の共有や情報交換、各種調査などを行い、同活動を推進しています。
引用:https://www.jleague.jp/aboutj/hometown/

第2回は、かかしづくり

体験企画は、全4回セットで受け付けていたが、第2回からの途中参加も可能になり、6月14日(月)まで期間限定で追加募集を実施している。


≪次回実施内容≫
7月22日(木・祝) 「田んぼの守護神!かかしづくり体験」
ただのかかしではなく、木材やペットボトルを利用した「リアルかかし」を製作。
皆さんお好きなデザインで、オリジナルのかかしを製作します。

かかし 【©︎zweigen kanazawa】

■実施場所
白山市菅波町の田んぼ (白山市立松南小学校隣の田んぼ)

■参加コース
ご参加の方は、以下の2コースのいずれかをお選びください

・家族で!友達と!米づくりコース 参加費:20,000円/組 ⇒ 18,000円/組
2人1組でのご参加となります。
上記の企画へのご参加+収穫したコシヒカリ30kgをプレゼントいたします。

・一人で黙々!奮闘コース  参加費:17,000円/人 ⇒ 16,000円/人
お一人でご参加されたい方向けのコースです。
上記の企画へのご参加+収穫したコシヒカリ30kgをプレゼントいたします

※ご家族で参加希望の方は、人数に合わせて複数コースにお申込ください。
例:家族3人で参加希望の方は「家族で!友達と!米づくりコース」と「一人で黙々!奮闘コース」の両方にお申込ください。その場合、コシヒカリは合計60kgプレゼントいたします。
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著者プロフィール

1956年に誕生した「金沢サッカークラブ」を礎に、2006年Jリーグ入りを目指すべく「ツエーゲン金沢」として生まれ変わりました。JFL、J3を経て2015年にJ2リーグに昇格。「挑戦を、この街の伝統に。」というクラブ理念を掲げ、石川県で先人の築いてきた伝統を大切に守りながらも新たな伝統をつくるため日々挑戦をしているクラブです。地域に貢献し、地域に愛されて発展していけるよう様々なことに挑戦していきます。

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