石島/白鳥組が東京2020出場内定 東京2020ビーチバレーボール代表チーム決定戦 男子立川立飛大会 最終日
【(C)JVA Beach Volleyball】
準決勝は、高橋巧(ANAあきんど)/長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)組と庄司憲右(愛媛県競技力向上対策本部/湘南ベルマーレ)/倉坂正人(三菱オートリース)組、石島雄介(トヨタ自動車)/白鳥勝浩(トヨタ自動車)組と佐藤亮太(テクノスジャパン/雄大グループ)/平良伸晃(D-FORUM)組の対戦となった。
第1シードの高橋/長谷川組を破り、決勝に進出した庄司/倉坂組 【(C)JVA Beach Volleyball】
スパイクとブロックで圧倒的な存在感をみせた石島 【(C)JVA Beach Volleyball】
正確で安定感のあるプレーをみせた白鳥 【(C)JVA Beach Volleyball】
第1セット同様、石島のブロックと白鳥のディフェンスコンビネーションがかみ合い、倉坂が「ブロックのプレッシャーを壁のように感じた。その後ろで白鳥さんが縦横無尽に走り回る。こちらの動きを読まれて、試合が進むにつれ、やることが詰まっていってしまった」と振り返ったように、最後まで庄司/倉坂組に主導権を渡さなかった石島/白鳥組が21-6と大差で決着をつけた。
失セット0で、東京2020オリンピック開催国枠代表チームに内定した石島/白鳥組 【(C)JVA Beach Volleyball】
白鳥は北京(2008年)、ロンドン(2012年)に続いて3大会目。また、石島は男子選手では史上初めて、インドアとビーチ両方のオリンピック出場に内定した。
オリンピック出場をかなえるためビーチバレーボールに転向した石島は、「白鳥さんが朝日(健太郎)さんと北京オリンピックに出た試合を観て、ビーチバレーボールはおもしろいと思い、過酷なスポーツだと感じた。オリンピックへの道を作ってくれて、いつも助けてくれた白鳥さんに感謝したい」と述べた。
石島を支え続けた白鳥は、「この試合のために準備してきたので、勝つことができてうれしい。最近は国内戦ばかりだったので、オリンピックという舞台で世界と戦うこと、今の自分がどこまで通用するか楽しみ。今まで経験してきたものを出せるように準備していきたい」と東京2020オリンピックに向けて意気込みを語った。
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