【サッカー】日本代表とU-24代表が対戦...日本代表・森保一監督「勝つために戦う」

Olympics.com
チーム・協会

【(C)Getty Images】

サッカー日本代表・SAMURAI BLUE 対 U-24日本代表が6月3日、札幌ドーム(北海道札幌市)で開催される。試合前日の2日、日本代表・森保一監督、U-24代表を指揮する横内昭展監督が会見に臨んだ。

本来はキリンチャレンジカップ2021・日本代表 対 ジャマイカ代表が3日に予定されていたが、ジャマイカ代表の一部選手が義務付けられた試合3日前に来日できず中止に。今回の試合は急遽組まれた形となった。日本代表・森保監督は、「ジャマイカ戦を想定して準備していたので、試合ができなくなったことは残念」としつつ、「U-24代表との試合ができることで、チーム強化という部分では非常にポジティブ」と今回のマッチメイクに前向きな感想を述べた。

日本代表は今回のU-24代表戦のあと、カタールワールドカップアジア2次予選2試合と、セルビア代表とのキリンチャレンジカップ1試合を控える。森保監督はポジション争いについて、「選手たちはそれぞれポジションをとるために日々競争している。練習の時から必ず自分の価値を高めることはできると選手たちに伝えていきたい」と語り、高いレベルのトレーニングを続けていくことが重要だという考えを示した。

U-24代表戦では「勝つために戦う」という森保監督。6月の4試合では「底上げを目指し、レギュラークラスの選手がいなくなった時でも他の選手が戦ってくれるようにしたい」とし、チームのレベルアップを目指していく。

U-24代表は日本代表戦の2日後となる5日に、U-24ガーナ代表との国際親善試合を控えている。中1日での連戦が急遽決まったことについて、U-24日本代表横内監督は「コンディションを調整していたので難しさはあるが、選手たちはポジティブに捉えている」とコメント。また、「紅白戦や練習とは異なり、緊張感のある中でA代表にU-24代表の選手が戦うことは強化するうえで良いと思う」と今回のマッチメイクの意義を語った。

Tokyo2020(東京五輪)本大会を見据え、今回の活動からオーバーエイジ(OA)の3選手(吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航)がチームに合流する。横内監督は「他のU-24の選手より経験値はかなり高い。まずはそれをこのチームにしっかりと還元してほしい。プレーでは違いを見せてほしい」とOA3選手に期待を寄せた。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

IOCオフィシャルメディア、オリンピックチャンネルの公式アカウントです。オリンピックに関わるスポーツのニュースやコラム、読者の皆様に役立つ情報をお届けします。またオリンピックのドキュメンタリー映像やメダリストたちの名場面集など、動画コンテンツの配信も行っています。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント